朝鮮半島の米空軍戦力追加
テロ報復攻撃を口実に
米国が報復攻撃のため空母キティホークを中東地域に投入することで生じた朝鮮半島での戦力の空白を防ぐとの口実で、米空軍戦力を南朝鮮に追加配備しようとしている。
米国と南朝鮮当局は2日、共同報道文を通じて、空母の再配備に伴う朝鮮半島の戦力の空白を最小化するため、追加的な米空軍戦力を増強することで合意したとし、追加配備される米空軍戦力は、現在の「防衛態勢」を持続的に維持するに十分な水準になると明らかにした。 さらに、南朝鮮国防部は、日本を出発した空母キティホークの一部飛行団と海上戦力が引き続き西太平洋地域に残って「韓米連合司令部」の防衛態勢を支援すると明らかにした。 朝鮮中央通信は、テロ報復戦を口実にしたこのような米国の動きは朝鮮半島情勢を戦争の瀬戸際に導こうとする危険な行動であり、まして南朝鮮軍事当局が米国の兵力増強策動に同調するのは、全朝鮮民族の統一熱気に剣をかざす反民族的行為であり、6.15共同宣言履行にブレーキをかける露骨な挑戦である、と非難した。 |