ニュースPICK−UP


新民族金融機関  ハナ信用組合

来年3月の事業開始目標  関東信越をエリアに

 民族金融機関として新たに出発する、ハナ信用組合(仮称)の設立記者会見が1日、東京・上野の朝鮮商工会館で行われ、来年3月の事業開始を目標に関東信越地域(1都8県)の同胞自らの手で新たな民族信用組合を設立することを明らかにした。

 会見には、朴忠佑発起人代表をはじめ1都8県の発起人らが参加。朴代表は、@今年12月を目途に組合員2000人以上、出資金115億円を目標に募集し新設組合の認可を受けるA来年3月の事業開始を目標に朝銀東京、千葉、長野、新潟、関東の事業を譲り受け、おおむね預金量2000億円、貸出金1250億円規模の関東信越地域を事業エリアとする民族金融機関として新たに出発するB事業開始後安定した業務純益確保と向上に努力し自己資本の充実を図る――と述べた。

西東京・南部つりクラブ結成

江ノ島沖で記念大会

 「西東京・南部つりクラブ」の結成記念を兼ねたつり大会が9月23日、江ノ島沖で行われ、同胞釣り愛好家ら12人が参加した。一行は夜明け直後の早朝6時に江ノ島港を出発し、午後1時まで海釣りを楽しんだ。釣果は、メインのイナダ(4匹)をはじめアジ、サバ、イワシ、カツオなど50数匹。参加者の中に釣れない人はいなかった。釣りの後、参加者らは船宿で釣った魚を食べながら、交流を深めた。残りの魚は家に持ち帰り、天ぷらや刺身として料理。家族にたいへん喜ばれたという。

 クラブの代表に選ばれた鄭哲さんは、「年に4回、大会を開き、釣り仲間の輪を広げ、同胞社会を盛り立てていきたい」と語っていた。

米国の報復、国際社会が憂慮

朝鮮中央通信報道

 米国での襲撃事件に対して米国が軍事的報復作戦を本格的に推進していることと関連して、9月28日発朝鮮中央通信は、国際社会が憂慮を表明していると指摘しながら、次のように伝えた。

 世界の多くの国が、米国の報復作戦は宗教および民族間の対立と衝突、ばく大な犠牲を招くとして憂慮している。

 エジプトの大統領は、米CNNテレビとの会見で、任意の軍事作戦でも、平和的に暮らす住民の中から犠牲者を出すことになり、軍事的攻撃作戦には慎重な立場を講じるよう主張した。

 中国の外交部長は米副大統領と会い、軍事的行動は証拠がある場合に講じる措置で、すべての行動は国連憲章と国際法にそぐわなければならないと語った。

 国連事務総長は国連総会で、国連メンバーが暴力で対応しようとしていることに警戒心を抱いていると述べた。(朝鮮通信)

自衛隊法改定を非難

 米国での襲撃事件を口実に、日本が「対米支援」の名目で自衛隊法を改定しようとしていることと関連して労働新聞9月27日付は、自衛隊が海外軍事作戦に参加することになると、アジア諸国への大きな軍事的脅威となると論評した。(朝鮮通信)

中華人民共和国創建52周年で宴会

 中華人民共和国創建52周年に際して、朝鮮対外文化連絡委員会と朝中友好協力中央委員会は9月27日、平壌の人民文化宮殿で宴会を催した。

 朝中友好協会委員長の金秀学保健相は演説で、今後も両国指導者間のたび重なる対面と会談で合意した精神にのっとって、朝中友好協力が各分野にわたりいっそう発展するものとの確信を表明。王国章・駐朝中国大使は伝統的な中朝友好協力関係の強化発展を強調した。(朝鮮通信)

平山郁夫展、3日から立川高島屋で

 日本画家でユネスコ親善大使の平山郁夫さんの「高句麗今昔を描く 平山郁夫」展(NHK、朝日新聞社など主催)が3日(水)から15日(月)まで、立川高島屋(TEL  042・525・2111)で開かれる。

 午前10時から午後7時(最終日は午後5時閉場)。一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料。

 6回の訪朝で高句麗古墳や平壌周辺の風景、人物などを描いた本画、素描画などの新作80余点が展示される。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事