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ＨＧＦの臨床応用、今春にも　

　朝日新聞７日付けによると、細胞や臓器の再生物質として注目される肝細胞増殖因子（ＨＧＦ）を使った治療が、今春にも始まる。記事は次のように書いた。

　臨床応用の第一号として、足の血管が詰まる閉そく性動脈硬化症の遺伝子治療が、国の審査で承認される見通しとなったためだ。動物実験では、今は有効な治療法がない重症の肝臓、腎臓、心臓、血管、神経の病気まで治すことがわかっている。

　動物実験でＨＧＦが有効とわかった主な病気は次のとおり。

　肝臓病 劇症肝炎、肝炎、肝硬変、肝臓移植

　腎臓病　腎不全、腎臓移植

　肺疾患　急性肺炎、肺線維症

　消化器病　胃かいよう、糖尿病（すい臓細胞再生）

　心臓血管病　心筋こうそく、心筋症、閉そく性動脈硬化症、冠状動脈再狭さく予防

カゼの予防ぶお茶でうがい

　カゼの季節。薬を飲む、暖かくして寝るなど、カゼ退治には様々な方法がある。健康雑誌「ゆほびか」２月号（マキノ出版）によると、お茶を飲んで撃退する方法があるらしい。

　カゼは嚥下（えんげ）、つまり物を飲み下す動作をあまりしない睡眠中などの時間帯に起こりやすいとされる。嚥下をしないと、上気道が乾きやすくなり、そのせいで、カゼの病原体が増殖し、活発に動き回るようになる。ならば、嚥下を積極的に行い、カゼをひきにくくしようというわけだ。やり方は、お茶を含み、口全体に広がるよう５～６回ぶくぶくする。その後、ごっくんと飲む。