ダイエット、老化防止、脳の活性化

健康によいお米


 お正月に際して、私たちの食生活に欠かせないお米について考えてみたい。

 ごはんの良さは大きく分けて次の6つ。@ダイエットにいいA塩分・コレステロールを含まないB腹持ちが良く低脂肪Cあごの発達を促すD脳の働きを活性化するEたんぱく価が高い。

 まず@だが、粒食であるごはんは、インスリンの分泌をあまり刺激しないので太りにくいと言われる。また、ごはんは塩分、コレステロールをまったく含んでいない。

 しかも、お米は脂質が少なく低カロリー。それに加えて、消化・吸収のスピードがゆっくりであるため、腹持ちが良いというわけだ。

 次にCの側面だが、お米を噛むことによってあごの退化防止を促す効果がある。老化防止にも役立つと言われる。

 Dの部分。脳の新陳代謝に必要なビタミン類を含むごはんは、ビタミンB1を多く含んでいる大豆や卵と相性が良いので、脳の働きを活性化する。

 最後にEだが、理想的なたんぱく価を百とした場合、ごはん(精白米)のたんぱく価は81。牛肉や牛乳と同様の良質なたんぱく質を含んでいる。

 こうして見ると、食生活にごはんを積極的に取り入れることは健康にもたいへん良いと言える。

 日本には、コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち、はえぬきなど400種ほどの品種がある。作付面積ではコシヒカリが1位。

 ごはんの成分(精白米のごはん100グラム当たり) 水分65.0グラム、炭水化物31.8グラム(糖質31.7グラム、繊維0.1グラム)、たんぱく質2.6グラム、脂質0.5グラム、ビタミンB1 0.03ミリグラム、ビタミンB2 0.01ミリグラム。(東京都生活文化局「お米のひろば2000」参照)

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