同胞コミュニティー東西南北

神奈川朝高

創立50周年迎えます

   ここに注目!
◆情報・語学教育
◆進路指導の充実
◆民族性守る拠点
◆6つの記念行事
◆外国人と交流

 統一の新世紀が始まる今年、本校は創立50周年を迎えます。

  1951年4月5日一世同胞の熱意に支えられ、この地沢渡の丘で開校の鐘を打ち鳴らした時から半世紀、本校は発展の一路を歩んできました。創立50周年を迎える今、地域同胞の期待に応える道は、21世紀に羽ばたく人材を輩出するための充実した学校作りにあると思っています。

 まずはよりいっそう、生徒の学力向上に努めます。情報教育環境を整備して子供たちのコンピューター能力を養い、語学教育(朝・日・英)に力を注ぎます。次に同胞社会の多様化、とくに同胞の生活と権利を守る専門分野で多くの人材が求められる時代のニーズを踏まえ、生徒の進路指導にこれまで以上に積極的に取り組みます。また生徒たちはもちろん、地域同胞社会で民族性を守る拠点として言葉と文化、風習を伝える機能をより高め、交流の場としての役割も果たしていきます。

 創立50周年の今年、本校では◇大野遊会◇校舎改修◇情報教育の環境整備――など六つの記念事業を予定しています。50周年記念事業を今後、展望している新校舎建設への力を結集する場にもしたいと思っています。

 一方、近隣の外国人学校、国際学校との交流にも力を注ぐ予定です。生徒たちは交流を通じて国際感覚を磨き、自身の在日朝鮮人としてのアイデンティティー形成の糧とするでしょう。外国人・国際学校が協力して地位向上、権利拡大を図っていく契機にしたいとも考えています。(゙光勲校長)

日本語版TOPページ