豪雨、大夫損害61億ドル分

家屋、道路、鉄道に被害集中


  平壌22日発朝鮮中央通信 最近、朝鮮各地で豪雨と台風、山崩れの大きな被害があった。とくに9月、局地的に襲った豪雨と台風が人命と各分野に甚大な被害を与えた。

 最も被害が大きかったのは、黄海南・北道、江原道、平安北道、両江道、咸鏡南・北道の各道だ。

 中央統計局で集計された初歩的な資料によると、被害額は61億4427万6000ドルにのぼる。被害は家屋、道路、鉄道などに集中的に現れた。浸水したり、破壊された家屋は12万5000余世帯に上った。そのうち2万9000世帯は完全に倒壊した。これにより、多くの死傷者が出た。

 江原道、咸鏡南・北道など各地で、短時間の集中豪雨と台風により道路と鉄道の線路が破壊され、数十日間、交通が完全に寸断された。1630余キロの道路、1930ヵ所の橋、250余ヵ所の線路が流失、破壊された。

 また山崩れにより、160余ヵ所の線路と道路が完全に破壊され、多くの資材と労力が復旧作業に動員された。

 自然災害による被害は経済各部門に深刻な影響を及ぼした。

 黄海南北道、平安北道の平野地帯など各地で豪雨と台風により数万fの農作物が流失、埋没したり、倒れてしまった。

 各地で鉱山、炭鉱の精鉱場と貯炭場が浸水し、山崩れで数多くの生産設備と施設が破壊された。

 現在、被害状況については引き続き集計中である。

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