あの時、このひと言


 「私たちは解放後からこんにちまで、民族分裂による政治的障壁や人為的な障害により、生まれ育った故郷に来ることができなかった。…全同胞が統一への熱気に沸き上がるなか、私たち在日同胞も半世紀ぶりに故郷の地に来ることができた。限りない喜び、感激だ」(22日、ソウルに着いた第1次総聯同胞故郷訪問団団長の朴在魯・総聯中央副議長兼朝鮮新報社会長の到着声明から)

◇        ◇

 「期待に応えられず銅に終わって残念だったが、2つの祖国にメダルを捧げたい。2つの祖国は分かれていてはいけない」(17日、シドニー五輪柔道女子52キロ級で銅メダルのケ・スニ。南北、海外一緒の熱い応援に)

◇        ◇

 「1階は完全に浸水し、冷蔵庫など、ありとあらゆる物が浮かんでいた。2階に避難したが停電でテレビもつかず、まったく状況が分からないまま不安な時間だけが過ぎた。そんななか、朝のニュースで被害の深刻さを知った朝青活動家が午後2時頃、救援物資を頭に乗せ、浮輪を片手に泳いで訪ねてきてくれた。感無量だった」(12日、東海豪雨で被害を受けた愛知・西枇杷島町の申英行さん)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事