同胞生活相談綜合センター開設
広島市中央、東北、九州地方
広い地域はコンピュータで連係
門戸広げ同胞の生活安定を
総聯広島県広島市東支部と南支部が合同で、広島市中央同胞生活相談綜合センターを8月25日に開設し、広島市東支部の李栄勲委員長が所長に任命された。
開設の集いで李所長は、「綜合センターは同胞の支持と声援を受けるカギとなるので、同胞の生活安定のために尽力して行かなければならない」と述べた。 また、あいさつした広島市東区の川口弘幸区長は、来年設立される区の福祉センターとも連係を持ち、できる限り協力していきたいと述べた。 同センターでは、今後年に四回の機関誌「マダン」を発刊し、センター内に1世同胞のための娯楽室を作る予定だ。 また、そのほかにも地方綜合センターが各地で相次いで開設された。 7月28日に開設された東北地方同胞生活相談綜合センターは、1ヵ月に1度、各センターの所長との協議会を開き、月間の相談案件や解決状況を分析し、対策をたてていく。とくに、地方センターでは、各県センターとのコンピュータ連絡体系を整え、6県の間のネットワークを作って、情報交換や地域間の交流を促進する。 7月29日に開設した九州地方同胞生活相談綜合センターの専門相談員の李博盛弁護士(38)は、「九州地域は広い。同胞の中に出向き迅速に対応することが必要だ」と述べ、厳在用司法書士(48)は「巡回相談員と専門相談員の連係を密にし、少しでも多く、早く問題解決に臨みたい」と述べた。 広島 住所=広島県広島市荒神町2−10 東北 住所=仙台市太白区八木山本町1−1−3 九州 住所=福岡市博多区下呉服町1−9 |