健康事件簿


熱中症 昨年の5割増、全体の4割週末に

 2日までの東京消防庁の調べによると、7月1日から8月31日の間、東京都内で熱中症になり救急車で病院に運ばれた人は、昨年の五割増しの336人に上ることが分かった。 東京の月平均気温が27・7度と観測史上3番目に高かった7月中の搬送人数が182人で、昨年の91人から倍増した。曜日でみると、スポーツや行事で野外に出かける機会が多い土曜、日曜に集中。全体の約4割を占めた。(日本経済新聞2日付)

環境汚染工業地域で男児出生比率が減少

 欧米の工業先進国で、男児の出生比率が減少する傾向が報告されている。

 日本ではどうか。「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」が20都道府県で調査したところ、四日市(三重)公害がひどかった時期に男児の出生割合が低下するなど、いくつかの興味深い結果がみられた。

 同国民会議は、日本で分かった出生比率の変動がどこまで環境要因に関わっているのか、さらに詳しく調べて検証する。(毎日新聞1日付)

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