ニュースPICK−UP


朝鮮民主主義人民共和国創建52周年/平壌、東京で慶祝行事

 朝鮮民主主義人民共和国創建52周年慶祝中央報告大会が8日、平壌の4・25文化会館で行われ、金永南・最高人民会議常任委員会委員長、趙明禄・国防委員会第1副委員長、洪成南総理をはじめ党と国家の指導幹部と各界各層人民らが参加。朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補の楊亨燮・最高人民会議常任委員会副委員長が慶祝報告を行い、在日本朝鮮人祝賀団団長の朴在魯・総聯中央副議長が演説した。9日には、朝鮮政府主催の祝賀宴が平壌・人民文化宮殿で開かれた。(朝鮮通信)

 一方、朝鮮民主主義人民共和国創建52周年慶祝在日本朝鮮人中央大会が8日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で開かれ、多くの総聯活動家、同胞らが参加した。総聯中央の徐萬述第1副議長は慶祝報告で南北共同宣言の意義について強調。初めて総聯同胞が故郷訪問団をつくり堂々と南の故郷に行くことになったと述べた。また先日、総聯中央が民団中央に共同宣言履行へ協力を呼びかける提議書を提出したことに触れ、今後も各界各層同胞と民族的に和合、団結し、愛国愛族と統一へと力を合わせていこうと訴えた。

在日朝鮮学生中央体育大会/総合優勝は大阪勢

 在日朝鮮学生中央体育大会が5〜7日、東京都の駒沢陸上競技場と周辺競技場、朝鮮大学校、東京武道館、講道館、越谷市立総合体育館などで行われた。大会では12の朝鮮高級学校、地方予選を勝ち抜いた39の朝鮮中級学校から集まった3000余人の生徒たちが参加し、熱戦を繰り広げた。

 注目のサッカー部門では、中級部部門で京都朝中が初優勝し(写真は東大阪朝中との決勝戦)、高級部部門では愛知朝高が8年ぶりに優勝した。ボクシング部門では今年度インターハイへの9階級出場を果たした大阪朝高が圧倒的な強さを発揮し、7階級中6階級を制覇した。

 高級部部門では男女9種目で団体優勝した大阪朝高(3年連続)が、中級部部門では東大阪朝中がそれぞれ総合優勝した。

16人の名簿発表/在朝日本人配偶者訪問団

 外務省と日本赤十字社は7日、第3次在朝日本人配偶者故郷訪問団の名簿を発表した。59歳から76歳までの16人。リ・ホリム朝鮮赤十字会中央委員会副書記長ら3人が同行する。一行は12日夜に成田空港に到着、18日まで日本に滞在する。16人の本籍地は青森、宮城、福島、東京、神奈川、埼玉、大阪、大分、宮崎の10都府県。朝鮮での現住所は平壌市、南浦市、平安南北道、咸鏡南北道、黄海南北道、江原道。

朝鮮選手代表団 シドニーへ出発

 9日発朝鮮中央通信によると、オーストラリアのシドニーで行われる第27回オリンピックに参加する朝鮮選手代表団(団長=尹成範・体育指導委員会副委員長)が9日、空路平壌を出発した。

 金仲麟・朝鮮労働党中央委員会書記、李東鎬・体育指導委員会副委員長ら関係部門の活動家が選手団を見送った。  (朝鮮通信)

保健事業設備寄贈/国連児童基金

 9日発朝鮮中央通信によると、国連児童基金は朝鮮の保健事業に必要な設備を寄贈した。

 8日、平壌で寄贈式が行われ、チャヒルル・カリン・朝鮮駐在国連児童基金事務所臨時代理代表が、崔昌植保健相に設備を寄贈した。 (朝鮮通信)

南北共同宣言を歓迎/国連ミレニアムサミット声明

 8日発朝鮮中央通信によると、国連ミレニアムサミットで6日、6月の南北最高位級会談と南北共同宣言を歓迎する共同議長声明が発表された。声明は次の通り。

 ミレニアムサミットの共同議長たちは、今年の6月、平壌で行われた朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国の指導者たちによる会談と南北共同宣言を、朝鮮半島の平和と安定、統一を成し遂げるための重要な進展として歓迎し、双方が対話のプロセスを進展させ、この地域と世界の平和と安定に寄与し、終局的には朝鮮半島の平和統一へとつながるようにすることを鼓舞する。(朝鮮通信)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事