行ってみませんか

香川綾南町うどん会館


 香川名物といえば、讃岐うどん。県内いたるところに看板、のれんが目につく。

 県庁観光課によると、その数は700余軒にのぼる。

 ふた昔前までは、生地を延ばす麺棒や台など、手打ちうどん用の道具が各家庭に必ず揃えられており、うどんは家庭で打つのが常識だったという。しかし、今ではそうした風習はほとんど見られない。

 その伝統の技を実体験できるのが、同館の「体験室」。

 材料の小麦粉に塩水を混ぜてこね、出来た生地を麺棒で延ばして切るまで約1時間。

 担当者が麺作りのコツ、ポイントを親切に教えてくれるので、日頃、台所に立ったことのない男性でも、プロに負けない(?)手打ちうどんが作れる。

 打ちたての麺は、すぐに隣接店で調理してもらえる。持ち帰りも可能だ。

 希望者が100人近く訪れる日などは、野外にテントをたてて、皆で和気あいあいと「物づくり」の楽しさが満喫できる。

 香川に立ち寄った際には、うどんの本場でその作り方を伝授してもらっては。 (李)

●アクセス/琴平電鉄滝宮(たきのみや)駅より徒歩10分●体験料/1500円(材料費込、小学生以下は1000円)●体験時間/予約の際相談●年中無休●予約・問い合わせ/TEL 087・876・5018

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