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| 朝鮮で集中豪雨
８月２３日から朝鮮半島の南全域に集中豪雨が襲い、農作物が莫大な被害を被ったが、北でも8月に入って局地的な集中豪雨が降り、被害が発生している。 平壌８月２９日発朝鮮中央通信は、各地域の被害状況を報道。江原道の平康、金化、高城、通川、 咸鏡北道の穏城地区では、豆満江の水位が急速に上がり、周辺の住宅１５０余棟が浸水、数１０００ヘクタールの農耕地が浸水した。8月に3度の豪雨被害を受けた 平安北道も数１０００ヘクタールの農耕地が被害を被り、咸鏡南道も豪雨、ひょう、雷などで鉱山部門で被害が発生した。 米ＮＧＯの支援物資／１１０万ドル相当が平壌へ 支援物資の内訳は◇オレゴン州ビーバートン・ロータリークラブが寄贈した肥料1万ポンド（3月にＭＣＩが送ったリンゴの木1万本に施す）◇同州のホルト・インターナショナルが寄贈した38万２０００ドルの医薬品と備品◇カリフォルニア州のノーチラス研究所が寄贈、パックス・ワールドサービスの支援で設置されるリンゴの木に水をやるための揚水風車2基◇ニューヨーク州のある医師が寄付し、メリーランド州のＡＤＲＡとコリアンアメリカン助け合い運動の支援で運ばれた医療備品50万ドル分◇ニューヨーク州の教会世界サービスが寄贈した毛布、裁縫道具、学校備品を含む保健キット2万セットなど。 共同報道文を発表／第２回南北閣僚級会談
【平壌発＝金志永、姜鐘錫記者】第２回南北閣僚級会談が８月２９日から３１日まで平壌市内で行われた。会談には朝鮮内閣の全今鎮責任参事を団長とする北側代表団と朴在圭統１部長官を首席代表とする南側代表団メンバーが参加した。会談では、南北共同宣言を履行するための具体的な対策が討議され、３１日には共同報道文が発表された。 ３０日の会談（写真）で基本発言をした全団長は、今会談が内外の人民に南北の関係改善への明るい前途を示す重要な契機になると強調。すでに達成された成果に基づいて、今会談で合意された問題を具体的に実践するための実務的な討議を推進すべきだと指摘した。 また南側の朴首席代表は、第１回会談後、南北関係で進展があったと指摘しながら、共同宣言を実践していく意思を表明した。 同胞老人サークルに助成金 社団法人川崎市川崎区社会福祉協議会は８月２２日、川崎高麗長寿会（盧垠会長）傘下の「ソロトプチャ高麗」（ヘルプ高麗）に対して、「ふれあい活動支援事業助成金」として年額２１万６０００円を支給することを決定した。「ソロトプチャ高麗」は同胞老人が健康促進や文化活動を行うためのサークルで、５月に発足した。 同長寿会は、発足当初から行政への要請活動を活発に行っており、今年度からは川崎市の「外国人老人クラブ補助金」（年額１２万５０００円）の支給を受けている。 朝鮮中央放送が報道／洪昌守の世界王座奪取 朝鮮中央放送は８月２９日、「総聯傘下の在日同胞プロボクシング選手、洪昌守が２７日、日本の大阪府立体育会館で行われたＷＢＣ世界スーパーフライ級タイトルマッチで、チャンピオンの南朝鮮選手（曺仁柱）を３―０の判定で下して新チャンピオンになった」と報じた。 同放送は、同胞たちが朝鮮国旗と統一旗を振りながら大声援を送り、「われらの願い」を合唱した会場の様子などとともに、初級部から民族教育を受け東京朝高卒業後、現在は朝青大阪・東成支部大成班班長を務める洪の横顔にも触れ、「民族心の強い３世の同胞青年であり、日本のプロボクシング界に入っても在日朝鮮人として堂々と暮らしてきた」と伝えた。（朝鮮通信） 伊ベネトン会長が訪朝 イタリアの国際関係研究所のジャンカルロ・エリア・バロリ書記長とベネトン・グループのルチアーノ・ベネトン会長が８月２６日、平壌入りした。 一行は２８日、洪成南総理と万寿台議事堂で会見した。（朝鮮通信） |
