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　移動電話市場が好調を維持している。インターネット接続サービスが充実してきた昨年から契約数が急増。今や利用者の四分の一がネット利用者だ。

　郵政省の調べによると、携帯・自動車電話と簡易型携帯電話（ＰＨＳ）の７月末現在の契約数は６０２３万件で、昨年同月から１０００万件以上も伸びた。９割が携帯電話で、一時は伸び悩んだＰＨＳも、データ通信の速さが受け入れられて復調傾向にある。

　市場をけん引するのは「ｉモード」。契約数が一千万件を超え、今も一日に４～５万人のペースで増えている。他社も含めたネット接続サービス利用者数は１５００万人に達し、パソコンに匹敵するネットワークを形成している。

　一方で、利用者の急増でつながりにくくなるトラブルや、電車内でのマナーの問題など、解決すべき課題も多く、業界では対応に追われている。