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神奈川でベンチャー企業支援組織発足へ

 野村証券、トーマツ、ジャフコなど民間企業九社と、神奈川県の外郭団体である神奈川中小企業センターは25日、県内のベンチャー企業の発掘・育成に向けた支援組織「TSUNAMI」(ツナミ)を発足させる。九月から、販路拡大や経営面などで支援できる民間企業や、支援を得たいベンチャーを募る。

 同組織ではベンチャー会員企業に対し、県がすでに整備している研究設備や施設の利用をあっせんしていく。ベンチャー向けの勉強会や、ビジネスプランを発表する場も設ける。(日本経済新聞17日付)

ダイエー、88円均一ショップを全国展開

 ダイエーは9月から、自社スーパーの店内で「88円ショップ」の展開に乗り出す。全国の約260店舗で、日用雑貨品のプライベートブランド(PB=自主企画)商品を中心に、88円均一で提供するショップを設ける。

 商品はビデオテープや洗剤、シャンプーなど約300品目。当初はナショナルブランド(NB=メーカー品)の値引商品と合わせて、500品目程度を品揃えする。「88円」は、既存の100円ショップの価格を下回り、顧客が覚えやすい値段であることから設定した。(日経流通新聞17日付)

石焼きピビンバFF店、よしもとが5店増設

 よしもとフードサービス(大阪市)は、石焼ピビンパ店「よしもとビビンバ大王」の出店を本格化する。4月以降、JR京都駅ビルなどで試験的に3店を出したところ、朝鮮料理ブームに乗って順調に売り上げを伸ばしているため、2001年3月期末までにさらに5店の開設を決めた。初年度は3億円の売り上げを見込む。フランチャイズチェーンの募集も始め、3年後をめどに100店体制とする計画だ。

 京都駅ビル内に出した1号店は、580円の石焼ピビンパに飲み物を注文する客が標準的で、客単価は約800円。月商800万〜1000万円で推移している。7月は1日の売り上げが、同じフードコート内にあるマクドナルド店を上回る日もあったという。(日経流通新聞8日付)

デニーズが3段階表示の辛口メニュー

 夏本番で辛口メニューが増えるなか、デニーズジャパンがユニークな方法で辛さを訴え、注目を集めている。辛さの表示に魔王の似顔絵を採用、利用客のチャレンジ精神を刺激している。

 魔王マークを採用した激辛メニューは現在4品。マークを1〜3個つけて辛さを表示している。マーク一個の「チョイ辛」で市販カレールーの辛口に相当する。3個の「大辛」メニューは「ファイヤー魔王DON」(丼)。コチュジャンなど数種類の香辛料で煮込んだ牛バラ肉の料理だ。

 販売期間は9月上旬までの予定だが、一部はそれ以降も継続販売する見通しだ。(日経流通新聞8日付)

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