強制連行被害者を追悼

総聯福島、岡山など


 強制連行被害同胞犠牲者を追悼する集い(主催=総聯福島県本部と民団福島地方本部、日朝友好福島県民会議)が15日、強制連行被害同胞の遺骨が安置されている郡山市の東山霊園で行われ、同胞と日本市民ら70余人が参加した。

 総聯本部の鄭治宣委員長をはじめ集いを共催した各団体責任者が追悼の辞を述べたのに続き、参加者らが追悼碑に献花した。

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 「朝鮮植民地統治による朝鮮人被害者のための追悼会」(主催=総聯岡山県本部)が11日、大阪・天王寺区の統国寺で行われた。

 先日、総聯岡山県本部と在日朝鮮人強制連行真相調査団によって、同寺に安置されている強制連行被害同胞の無縁仏の1柱が咸鏡南道出身で岡山・玉野造船所に強制連行され、死亡した金泰玉氏の遺骨であることが確認された。追悼会は、金氏をはじめ同寺に安置されている強制連行同胞犠牲者のために行われた。

 総聯岡山県本部の金茂顕副委員長が追悼の辞を朗読した。

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 太平洋戦争末期の神戸空襲で犠牲になった同胞労働者約50人の遺骨が安置されている神戸市の東福寺で9日、日本による朝鮮植民地統治被害者追悼の集いが行われ、同胞と日本市民ら40余人が参加した。

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