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東京が2年連続アベック優勝/在日朝鮮人バスケ選手権
第25回在日本朝鮮人バスケットボール選手権大会が12〜13日、千葉市の千葉ポートアリーナで開かれ、男子8チーム、女子6チームが出場。男女共に東京が圧倒的強さを見せ、2年連続アベック優勝を果たした。女子に限れば8連覇となる。 2年連続アベック優勝を果たした東京籠球団では、週2回の練習日以外にもそれぞれが個人練習をするなど、実力アップに努めているという。 第10回朝・日政府間会談に参加する朝鮮民主主義人民共和国政府代表団(団長=外務省の鄭泰和巡回大使)が21日、空路日本に到着した。成田空港で、日本政府代表団の高野幸二郎担当大使らが出迎えた。朝鮮政府代表団は22日と24日に開かれる予定の本会談で、過去清算の基本である謝罪と人的・物的損害への補償、文化財の返還と補償、在日同胞の法的地位問題などに対する日本側の誠実な対応を求めていく。 なお同日、代表団を歓迎する集いが東京・千代田区内のホテルで開かれた。総聯中央の徐萬述第一副議長と許宗萬責任副議長、総聯幹部らが鄭団長と団員、随行記者らを歓迎した。 徐第一副議長は歓迎の辞で、今回の会談は金正日総書記の外交政策を具現して朝・日間の不幸な過去を清算し、真の善隣友好関係を実現するための非常に重要な会談だと指摘。代表団一行が担った任務を立派に遂行し、今回の会談で貴重な成果を成し遂げて欲しいと述べた。 鄭団長は答礼の辞で、金正日総書記から任された任務を立派に果たし、朝・日間の百年来の苦い過去を清算して、われわれの世代に日本との関係を近くて近い国にしたいと強調。過去の植民地時代の最大の受難者とも言える在日同胞の「恨」、その労苦に敬意を表し、同胞たちの期待に応えるため、すべての力と知恵を注ぎたいと語った。 洪昌守選手の家族 が総聯中央を表敬 東京朝高出身のプロボクサー、洪昌守選手が27日、大阪で行われるWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチに挑戦するのと関連し、同選手の父の洪炳允さん、母の権敏子さん、祖父の権元玉さん、また家族が暮らす総聯大田支部の朴昌吉委員長が14日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪れ、総聯中央の徐萬述第一副議長と許宗萬責任副議長と歓談した。徐第一副議長は「世界タイトル挑戦は立派なことだ。勝利を信じている」と述べ、総聯中央から洪昌守選手への激励のあいさつを託した。 根本問題の解決を/ 朝・日会談で平壌各紙 労働新聞19日付論説は、朝・日関係改善の鍵は日本の過去清算であり、日本が真に関係改善を願うならば、過去清算への誠実な態度と立場を取るべきで、朝・日会談もその解決に向けて位置づけをするべきだと強調した。また民主朝鮮同日付論評も、朝・日政府間第10回本会談では「関係改善の障害となっている根本問題にけじめをつけることに優先的な注意を払うことが必要」だとして、かつての会談で「日本がその根本的責任を回避し、ありもしない荒唐無稽な問題を持ち出して複雑性のみを作り出した」ために何の実も結べなかった教訓を生かすべきだと指摘した。(朝鮮通信) 南北合意への背信/ 祖統委が演習非難 祖国平和統一委員会スポークスマンは19日、南北和解の局面の中、米・南朝鮮軍が21日から9月1日まで行う乙支フォーカス・レンズ合同軍事演習は、南北合意に対する背信行為であり、北側に対する公然たる挑戦だと非難する声明を発表した。声明は、南当局が心から南北関係の改善と朝鮮半島の平和を願うのであれば演習を即時中止する措置を講じるべきだと強調した。(朝鮮通信) |