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祖国光復55周年6・15共同宣言支持/東京で在日同胞統一祝祭
「祖国光複55周年 6・15共同宣言支持 在日同胞統一祝祭」が14日、都内で行われ、総聯と民団、在日韓国民主統一連合(韓統連)傘下の同胞らが参加した。これは南北共同宣言を受け、総聯中央の徐萬述第1副議長、韓統連の郭東儀議長、シアレヒム社の鄭敬謨代表をはじめ、総聯と韓統連、在日の文化人、学者らが実行委を組んで催したもの。 祝祭ではまず徐第1副議長が演説し、南北共同宣言は、対決と分裂の南北関係を和解と団結の関係に、また外勢の干渉に終止符を打ち自主統一の道へと転換させる新たな道標であると指摘。その実践のために総聯と民団、韓統連をはじめとする各界各層の在日同胞は、民族自主、民族大団結の旗印のもと、思想と信条、団体所属の差違を乗り越え、在日同胞社会の総団結を成し遂げようと呼びかけた。次に郭議長があいさつをした。 また、民族自主と連邦制統一を民族共同の統一綱領としてその実現のために努力していくことなどを盛り込んだ決議文が採択された。平和統一協会の李鍾活会長が乾杯の音頭をとった。在日芸術人による公演が行われ、踊りの輪が広がった。 大会では、@わが民族同士が互いに力を合わせて解決していくことを国の統一問題の最高原則とし、この原則を貫徹するA低い段階の連邦制統一方途と連合制案の共通制を生かし、1つの統一国家を志向する現実的で実践的な措置を積極的に講じるB各分野で南北の協力と交流を積極的に推進するC南北共同宣言を支持する内外の各党、各派、各界各層と連帯し団結を強化する――ことをうたった共同決議文が採択された。最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長が報告した。(朝鮮通信) 10日から12日まで訪朝した公明党の有志訪朝団(団長=東順治国会対策委員長代行、衆院議員)メンバーが14日、東京・千代田区の朝鮮会館に徐萬述第一副議長、南昇祐副議長を表敬訪問した。 代表らは、朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長の宋浩敬・朝・日友好親善協会会長らと会談し、朝鮮の国内事情や対外政策について説明を受けたと報告した。 また、「近い将来に公明党の正式な訪朝団を派遣したい」との神崎武法代表の伝言を伝え、朝鮮側からも積極的な回答が得られたと語った。 徐第一副議長は、与党の一員として朝・日の正常化に、力を尽くしてくれるよう求めた。 「9月12日前後に」/ 京義線の復旧着工 金大中大統領は14日に配布した光復節の慶祝辞で、先の第1回南北閣僚級会談で合意された京義線鉄道の連結作業を「秋夕(旧暦の8月15日、9月12日)を前後して行うことで南北が合意した」と明かした。さらに、「これからは韓・日の間に海底トンネルも引き、欧州とアジア大陸、太平洋へと連結させる世界の中心軸になるだろう」と語った。 離散家族の相互訪問に関しても、「究極的には南北の離散家族が本人が求める場所で住めることを目標にしている」と指摘。北側と協議を推進中だと語った。 日本は公式謝罪を/挺対協が12日から 全国キャンペーン 南朝鮮の挺身隊問題対策協議会(挺対協)が九日、ソウルの日本大使館近くの光化門前で集会を開き、12月に東京で開かれる「女性国際戦犯法廷」で、日本軍性奴隷制問題について、日本に公式謝罪を求めたいとの意志を表明した。 挺対協はこの日の集会で、12日から全州をスタートして全国の大都市を回るキャンペーンを展開すると宣言した。 金大中・金永南氏 の会談協議中/ 国連総会で 報道によると、南朝鮮の李廷彬外交通商相は16日、9月初めにニューヨークで開かれる国連ミレニアム総会に金大中大統領と朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長が出席するのを機に、両者の会談を行えないか、朝鮮側と協議中であると明らかにした。民主党の幹部らとの懇談会で語った。 |