共同合意文の内容


 南北言論機関が平壌で11日に発表した共同合意文の内容は以下のとおり。(朝鮮通信)

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 南側の言論社代表団が2000年8月5日から12日まで平壌を訪問した。

 北と南の言論機関と言論社は、歴史的な南北共同宣言が祖国統一を実現するうえで重大な意義を持つことを認め、その履行のために共に努力していくことを決め、次のように合意した。

 1、北と南の言論機関と言論社は、民族の団合を成し遂げ、統一を実現するうえで助けとなる言論活動を積極的に繰り広げていくことにする。

 2、北と南の言論機関と言論社は、新たに造り出された情勢の流れに沿って、民族内部で対決を避け、民族の和解と団合を妨げるひぼう・中傷を中止することにする。

 3、北と南の言論機関と言論社は、言論・報道活動において互いに協力し、接触と往来、交流を通じて相互理解と信頼を強固なものにしていくことにする。

 4、北と南の言論機関の接触は、北側は朝鮮記者同盟中央委員会が、南側で韓国新聞協会と韓国放送協会をはじめとする主要言論団体の代表が参加する「南北言論交流協力委員会」が受け持ち進めることにする。

 5、南側言論社代表団は、北側の招待に対する答礼として、北側の言論機関代表団がソウルを訪問するよう招請し、北側は今後、適当な機会にソウルを訪問することにした。

 2000年8月11日

 北側言論機関を代表して
 労働新聞責任主筆
       崔七男

 南側言論機関を代表して
 韓国新聞協会会長
       崔鶴来

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