楽しい夏休み,でも水難事故には注意を


 死者1人、負傷者6人を出した群馬県谷川岳の鉄砲水事故は記憶に新しい所だが、夏休みに入り、週末ごとに30人以上にのぼる海水浴中の死者・行方不明者が出ているという。

 ちなみに1998年の水泳中の死者・行方不明者は297人。水難事故自体は減少しているが、死者・行方不明者はほぼ横ばいだという。

 そして今年の夏は、7月22、23日に計32人、29、30日には計34人の死者・行方不明者がでた。水難事故は7月よりも8月に多いとされる。

 お盆休みをひかえ、これから海に出掛ける人も少なくないと思われるが、くれぐれも海や川での事故には注意してほしい。とくに子供たちには「個人行動は絶対にとってはならない」ことを強調してほしい。

 個人行動をとることで、大人にはぐれてしまってはたいへんだ。

 海や川などでは必ずしも深い所でおぼれるとは限らない。浅い所でも、流れに巻かれたり、突然足をとられることもあるので、油断は禁物だ。

 また、注意したいのは、浮輪の使い方、水温と遊泳時間の関係、潮の流れの3点と言われる。

 泳げない人が浮輪を使う場合、足のつかない深さに行ってはいけない。浮輪がはずれた場合、溺れてしまう。

 遊泳に適した水温は25〜30度。くれぐれも水泳中の心臓マヒには気をつけてほしい。

 沖へ向かう離岸流に注意をすることが大切だという。

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