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南言論社代表団が平壌入り/「 統一に有益な活動を」
【平壌発=本社金志永、姜鐘錫記者】南朝鮮言論社代表団が5日、空路平壌に到着した。 一行は、朴智元・文化観光部長官と共同団長である新聞協会会長の崔鶴来・ハンギョレ社長、放送協会会長の朴権相・韓国放送公社社長、新聞副団長である李鍾大・国民日報社長、車一錫・大韓毎日社長、琴昌泰・中央日報社長、放送副団長である盧成大・文化放送社長、宋道均・ソウル放送社長をはじめ南朝鮮の主要新聞、放送会社の社長と関係者で、朝鮮労働党の鄭夏哲部長、朝鮮公報委員会の康能洙委員長、労働新聞社の崔七男責任主筆、朝鮮中央通信社の金基竜社長、朝鮮中央放送委員会の車承洙委員長ら出版報道機関幹部が出迎えた。 朝鮮公報委と朝鮮記者同盟中央委は同日、歓迎宴を万寿台芸術劇場で催し、崔七男責任主筆と崔鶴来社長がそれぞれ演説した。 崔七男責任主筆は、新しい環境は言論人に国の統一と民族の繁栄に有益な言論報道活動を責任をもって繰り広げることを求めていると述べ、崔鶴来社長は、6月の平壌での首脳会談が朝鮮半島の平和と和解、協力の新たな地平を開いたとすれば、今回の(南朝鮮言論社代表団の)平壌訪問は、その具体的な成果の1つだと述べた。 代表団一行は6日、万寿台議事堂で朝鮮労働党の鄭夏哲部長、北側出版報道機関幹部らと会見し、労働新聞社や朝鮮中央放送委員会を訪問。人民大学習堂など平壌市内を参観した。 日本の中学、高校に通う在日同胞学生を対象にした日校在学朝鮮人学生の夏休み講習会、サマースクールが8月2日、関東・東北ブロック(那須高原)を皮切りに日本各地で始まった。2日から4日にかけて開校された同スクールには、中1から高3までの日校生80人と東京朝高生ら50人が参加。互いに本名で呼び合うなかで、朝鮮人の一員であることを確認し合った参加者は、朝鮮の歌や踊りを披露したり、運動会やキャンプファイヤーなどを楽しんだ。サマースクールは、今後、全国各地で12日まで開催される。 帰還希望者全員の送還を/南の非転向長期囚対策委 平壌7日発朝鮮中央通信によると、南朝鮮の非転向長期囚救援対策朝鮮委員会スポークスマンは、近く南朝鮮の非転向長期囚が共和国に送還されることと関連して7日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。 南北共同宣言と南北赤十字の合意に従って、9月初めに南朝鮮の非転向長期囚が共和国に帰還するが、南北共同宣言と南北赤十字合意事項に照らして、順調に行われるべきである。 共和国では家族、親戚のいるすべての非転向長期囚はもちろん、共和国に帰ることを希望するすべての長期囚が、今回の送還活動の対象となると認める。 日本に謝罪・補償を要求/朝鮮原爆被害者協会が談話 平壌5日発朝鮮中央通信によると、反核平和のための朝鮮原爆被害者協会の朱成運会長は5日、広島と長崎への原爆投下55周年に際して談話を発表し、日本政府が@朝鮮人被爆者関連資料を全面公開し、被害者に対する謝罪と国家補償意志を表明しA朝鮮在住被爆者に対する支援を即時開始するよう求めた。 ベトナム外相が訪朝/白外相と会談 平壌5日発朝鮮中央通信によると、ベトナムのグエン・ジー・ニエン外相一行が5日、空路平壌に到着した。 同日、朝鮮の白南淳外相とニエン外相との会談が万寿台議事堂で行われた。 会談で双方は、自国の情勢を通報し、両国の友好関係を発展させることと相互の関心事となる一連の問題について意見を交わした。 イタル・タス通信の報道によると、ロシアのプーチン大統領が5日、連邦法「ロシア連邦と朝鮮民主主義人民共和国との間の親善、善隣および協調に関する条約の批准について」に署名した。これに先立って、7月19日と26日、ロシアの国家会議と連邦評議会が同法をそれぞれ批准した。 (朝鮮通信) |