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横須賀朝鮮幼稚園が 移転新築

 神奈川の横須賀朝鮮幼稚園が、横須賀市小川町から日の出町に移転するのを機に新築された。70坪の敷地に、4000万円の予算で建てられた園舎は、床面積60坪の2階建て。

 7月29日、園舎の竣工式が同幼稚園で行われ、同胞と日本市民ら115人が参加した。あいさつした横須賀商工会の呉琴象会長は、祖国解放当時から、横須賀で行われてきた民族教育の歴史に触れ、これからも保護者と卒業生が力を合わせ民族教育を発展させよう、と呼びかけた。

 同幼稚園は50余年間、横須賀市から土地を借りていたが、このたび土地を返還、その補償金で園舎を新築した。

新体操県大会で優勝/ 岡山初中の安未史さん

 第38回岡山県中学校総合体育大会(岡山県体育館、7月29日)の新体操部門で岡山朝鮮初中級学校の安未史さん(中2)が優勝した。

 安さんは、ボールとクラブの演技で種目別優勝を果たし、総合でも見事優勝した。昨年の大会では五位だった安さんは、今大会では「自然に笑いも出たし、満足に演技できた」という。

 今後安さんは、島根県で開かれる中国大会(4〜6日)、ジュニア井原大会(20、21日)、かさざき杯国際ジュニア選手権(9月22〜24日)に参加し、JOCオリンピックカップジュニア全日本選手権(10月27〜29日)への出場権も獲得した。

シドニー五輪に 南北首脳を招待

 報道によると、南朝鮮の大統領府スポークスマンは4日、国際オリンピック委員会(IOC)のサマランチ会長が、金正日総書記と金大中大統領に対し、9月のシドニー五輪へ招待状を送ったことを明らかにした。同スポークスマンは招待への謝意を示す一方、出席するかどうかについては、金大統領の日程などを慎重に考慮し、回答するとした。

 サマランチ会長は招待状で「五輪を通じた世界平和の実現のため」、両首脳を招待したとしている。

WFPが設備寄贈/ 中国気象局も

 平壌3日発朝鮮中央通信によると、世界食糧計画(WFP)が朝鮮の山林造成と国土管理に必要な小型貨物車、揚水機などの設備を寄贈した。3日、平壌で設備寄贈式が行われ、駐朝WFP代表部のダグラス・ブロドリク氏が関係部門の活動家に伝達した。

 また、中国気象局が朝鮮気象水文局に衛生通信受信設備とコンピューターなどの設備を寄贈した。3日、王国章駐朝中国大使と大使館員が現地で設備を寄贈。気象水文局の高日勲局長と関係者が参加した。(朝鮮通信)

全面改定にはほど遠い/ SOFA改定協議 市民ら反発

 報道によると、ソウルで開かれていた韓米地位協定(SOFA)の改定協議で双方は、争点の1つとなっていた米軍被疑者の身柄引き渡し時期を、「被疑者の法的権利の保障」を前提に起訴時点で行うことを合意した。しかし、南朝鮮市民が強く求めていた環境条項の設置や米軍基地で働く労働者の労働条件向上、検疫制度の実施など全面改定にはほど遠く、市民団体や住民は、今回の改定に強く反発している。

 4年ぶりの改定となった今回の協議で南朝鮮側は、ドイツや日本並の全面改定を求めていた。とくに今年に入ってから、殺人事件や梅香里射撃場での住民被害、毒劇物(ホルムアルデヒド)放流事件など米軍による凶悪事件、環境汚染などが連続して起きていることから、市民の間では反米感情が高まっていた。

 今回の被疑者の身柄引き渡しについても、前提条件が付いており、実質的には米国が依然として身柄引き渡しの決定権を持っていると指摘されている。

ベトナム外相、訪朝へ

 報道によると、ベトナム外務省スポークスマンは3日、グエン・シー・ニエン外相が5日から3日間の日程で、朝鮮を訪問すると発表した。3月の白南淳外相のベトナム訪問に対する答礼で、ベトナム外相の朝鮮訪問は3年ぶり。また、同スポークスマンはニエン外相が今月の3週目に南朝鮮を訪問する予定であることも明らかにした。

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