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引き続き関係改善努力/朝米外相
白南淳外相は7月28日、バンコクで米合衆国のマドレーン・オルブライト国務長官と会い、朝米双務関係問題に関する論議を行った。 双方は、朝鮮半島で起きている最近の情勢の発展が、朝米関係を改善し、アジア太平洋地域での平和と安全を保障する上で、肯定的なムードを作っていることについて見解の一致を見た。 双方は今後、朝米関係改善のため、引き続き努力することにした。 タイ国王と会見/中、ロ、仏、比外相とも タイのプミポン・アドゥヤデート国王が7月27日、第七回アセアン地域フォーラム(ARF)会議に参加した白南淳外相と会見。外相は席上、金正日総書記がプミポン国王に送るあいさつを伝えた。 国王はこれに謝意を表し、総書記に自身のあいさつを伝えるよう託した。 国王は、南北最高位級会談が成功裏に行われたことで、朝鮮半島において平和と反映が成し遂げられる展望が開かれたことを心から祝賀すると述べた。 なお白南淳外相は27、28の両日、バンコクで中国、ロシア、フランス、オーストラリアの外相とそれぞれ会見し、双務関係問題と相互の関心事となる一連の国際問題について意見を交わし、欧州委員会の対外関係委員、フィリピン外相ともそれぞれ会見した。 外交協議開始で合意/ニュージーランド外相と 白南淳外相は7月28日、バンコクでニュージーランドのフィル・ゴフ外相と会い、両国の関係発展と国際問題に関する意見交換を行った。 敵対国とも正常化に努力/白外相 ARFで 平壌7月30日発朝鮮中央通信は、第7回アセアン地域フォーラム(ARF)で朝鮮の白南淳外相が演説した内容を紹介した。 白外相は、朝鮮のARF加盟理由について、「朝鮮の自主、平和、親善の対外政策の理念」がARFの性格と一致したからと説明。「朝鮮政府は自主的で平和で繁栄あるアジアを建設するため、共同の努力を傾けていく願いと意志を持っている」と強調した。 また、朝鮮政府の外交政策について「これまで敵対・交戦状態にあった国々とも関係を正常化し、北南関係も改善する政策を一貫して堅持しており、誠意ある努力を傾けてきた」ことに言及、「朝鮮半島はアジア太平洋地域の平和と安全の根幹的な要素」と指摘しながら、「朝鮮半島の平和保障問題は当面して外勢の干渉を終息させ、究極的には民族の自主的統一が実現される時に根源的に解消される」と明らかにした。 平壌で第14回国際卓球 平壌発朝鮮中央通信によると、第14回平壌国際卓球招請競技大会が7月31日、平壌で開幕した。卓球競技館で行われた開幕式には、内閣体育指導委員会の李東浩副委員長、大会実行委員会委員長の金元植体育技術連盟委員長、国際卓球連盟のアダム・シャララ委員長らが参加した。 また、モンゴル、インド、中国、中国吉林省、総聯、朝鮮(1、2組)の代表らが入場した。 「北と分散開催も」/W杯組織委事務総長 報道によるとサッカー2002年ワールドカップ(W杯)「韓国組織委員会」の崔昌新事務総長は7月28日、北京で記者会見し、「北側がW杯を一緒にやりたいとするならば、2試合程度を配分する用意がある」と述べ、組織委として北側との分散開催の用意があるとの認識を示した。 一方、崔事務総長は「(分散開催の実現には)これから具体的な問題を北側と協議していかねばならない」と述べるとともに、分散開催の場合、@競技場A宿泊B大会関係者やマスコミ、観客の移動C安全D財政――など、協議すべき問題が山積しているとも強調した。 北の老人へ老眼鏡/南の人道支援団体 朝鮮への人道支援活動を行っている南の市民団体「同胞助け合い運動」(ソン・ウォルチュ常任代表)が、北の老人に老眼鏡をプレゼントするキャンペーンを始める。メガネ、コンタクト専門企業の(株)1001(クォン・チョロ代表理事)の協力を得て、年末までに10万本の老眼鏡を送る予定だ。 助け合い運動は7月28日、ソウル市内で「北の老人たちのための愛の老眼鏡を送るキャンペーン」のスタートを宣言(写真)。1次として全国100余の眼鏡店から1万本の老眼鏡の協力を募る。 |