4の古代文明同時開催

東京・横浜で


4会場セット券をプレゼント

  今月初めから、「NHKスペシャル―4大文明」が放送されている。西暦2000年・放送75周年の記念企画。そして、8月上旬からは東京、横浜の美術館、博物館四会場でエジプト、メソポタミア、インダス、中国の四つの古代文明展が同時開催される。

 「エジプト文明展」では、日本で初めて公開されるルクソール博物館の「トトメスV世の彩色レリーフ」、カイロ博物館の至宝「プスセンネスT世の黄金のマスク」など、123点が展示される。

 「メソポタミア文明展」では、紀元前3500年頃の都市国家の建設から、紀元前五三九年に滅亡するまでの期間を中心に、ペルシャ、ヘレニズムへの影響までを紹介。世界で最もメソポタミア関係の作品が充実しているルーヴル美術館の収蔵品で構成されている。「ハンムラビ法典」が最大の呼び物だ。

 「インダス文明展」では、インド、パキスタン両国、大英博物館の協力を得て、パキスタンの国宝「神官王」や世界初公開のインドのドーラビーラー遺跡の遺物などが展示される。

 「自然と共生しながら多くの知恵を生み出してきた中国文明」という、従来にはない新しいテーマで開かれるのが「中国文明展」。三星堆の青銅器や秦の始皇帝の兵馬俑など、中国各地の30余機関から青銅器、石像彫刻など国宝級の文物121点が公開される。なかでも世界初公開の唐代壁画三点は見逃せない。 

各展覧会の開催概要は次のとおり。

 【 エジプト文明展 】8月2日(水)〜10月1日(日)、東京国立博物館(東京・上野)、午前9時30分〜午後5時(金曜日は午後8時まで)、月休。

 【メソポタミア文明展】8月5日(土)〜12月3日(日)、世田谷美術館(東京・世田谷)、午前10時〜午後6時、月休(ただし10月9日は開館、10月10日は休館)。
 【インダス文明展】8月5日(土)〜12月3日(日)、東京都美術館(東京・上野)、午前9時〜午後5時、月休(ただし10月9日は開館、10月10日は休館)。
 【中国文明展】 8月5日(土)〜11月5日(日)、横浜美術館(横浜・みなとみらい)、午前10時〜午後6時(金曜日は午後8時まで)、木休、9月18日(月)、9月25日(月)、10月10日(火)も休み。※各展とも、入館は閉館時間の30分前。

 一般1300円(前売1100円)、学生900円(同800円)、高校生600円(同500円)、小・中学生400円(同300円)。問い合わせ=NTT東日本ハローダイヤル(03・3272・8600)。

 4会場セットの招待券を5人にプレゼント。はがきに「四大文明展招待券希望」と明記し、〒住所、氏名、年齢、職業、電話番号をお書き添えのうえ、朝鮮新報日本語版「みんなの広場」係まで(題字横に住所、電話番号は明記)。8月5日必着。

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