あの時、このひと言
「朝鮮は北も南も同じだ。朝鮮民族は同じ言語、同じ文化を共有している。それが問題解決にプラスになるならば、実に素晴らしいことだ」
(元米国務省朝鮮担当官のケネス・キノネス氏。本社記者とのインタビューで) ◇ ◇ 「ウェイトリフティングは、在日同胞スポーツ界で五輪に最も近い種目だ。朝鮮のウェイトリフティング事情を見ると、重量級部門で在日同胞選手が国家代表に選ばれる可能性は高い。94キロ級の金太壌、105キロ級の朴徳貴らは2004年のアテネを目指している」 (8日、結成された在日本朝鮮人ウェイトリフティング協会の金尋会長) ◇ ◇ 「朝鮮学校の生徒と初めて会ったが、礼儀正しいという印象を受けた。無意識のレベルでも社会には障害者や外国人に対する差別が歴然としてある。しかし今は、朝鮮半島での統一の機運の高まりに世界が注目しているいい時期。子供たちが自信を持って堂々と生きてくれるよう願う」 (絵筆を口にくわえて絵画を制作する身体障害芸術家の森田真千子さん。7日、東京朝鮮第1初中級学校中級部生徒との交流会で) |