同胞の店

焼肉・朝鮮料理 「アリラン」(福岡市)


低料金で和牛が腹一杯
本紙見たっちゃ≠ナ生ビールサービス

 福岡マラソンのコースで知られる、博多―北九州間を結ぶ国道3号線沿いにある。博多駅からは車で15分ほど。昨年9月にオープンした。

 オーナーは、福岡地域青年商工会幹事長の李圭哲さん(38、会社員)で、切り盛りするのは妻の鄭香順さん(36)。座敷6テーブルとそれほど大きくないため、 いきわたったサービス ができる。

 店名は、50音の最初と最後の音(「あ」と「ん」)を店名の最初と最後に付ければ、客の循環が良くなるとの話から、「それじゃーアリランがいい」となった。

 「美味しい肉を低料金で腹一杯食べてもらう」のが店のモットー。

 実際、価格は他店と比べて3割ほど安い。だからと言って、肉の質、量は落とさず和牛を使用している。

 同店では肉以外、すべて手作りだ。コチュジャンから念入りに作り、レパートリーは300種ほどあるとか。だがさすがに、「牛の飼育までは無理ですよ」と笑うユーモアあふれる鄭さん。

 牛だけでなく、猟師が解禁日で仕留めた北海道産のエゾシカの肉もある。

 また、来店者へのうれしいサービスも。牛すじ煮込みなど日替わりのサービスメニューが無料で味わえる。また、本紙を「見たっちゃ」と言ってくれれば、生ビール1杯サービス(8月13日まで)。(基)

 メニュー お勧めのAセット(ロース、カルビ、ホルモン、ナムル、キムチ、ライス、スープ)1980円、激辛カルビ580円、激辛ホルモン480円、カルビ480円、ホルモン380円

 営業時間 午後5時〜11時、無休。福岡市東区名島2―21―2(TEL 092・672・1629)

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