ちょっと課外授業
国立科学博物館
手で触れ遊びながら学ぶ
隕石からわかる宇宙の成り立ち、生命の誕生から人類の発展にいたる様々な進化の過程、多様な動植物の世界など、自然と科学の面白さがたっぷり詰まっている。正門脇で出迎えてくれるシロナガスクジラ(実物大、全長30メートル)は、思わずギョッとする大きさだ。 東京・武蔵野の雑木林を再現した「発見の森」では、タヌキの目線で林の中を見渡せる穴や、まるで本当に土を1枚1枚めくっているように作られたパネルなど、たくさんのしかけが用意されている。 「身近な科学」広場では、磁力を利用したブランコや、竜巻を作り出すマシン、何もない所に壁があるように見える「まぼろしの壁」などゲームで遊んでいるような感覚で、科学の不思議や面白さに接することができる。 大迫力の恐竜の標本や、海底を散歩しているような気分になれる「ジャイアントケルプ(こんぶの1種)の海」もあり、楽しめる。 実際に手で触れ、遊びながら学べる体験型の博物館。これからのシーズンは特に小・中学生がたくさん訪れるそうだ。 (花) ◆アクセス JR上野駅公園口下車徒歩5分 ◆入館料 一般・大学生420円、小・中・高校生70円(団体は一般・大学生210円、小・中・高校生40円、ただし20人以上) ◆開館時間 午前9時〜午後4時30分(入館は4時まで) ◆休館日 毎週月曜日(日・月曜が祝日の場合は翌火曜日)と年末年始 ◆TEL 03・3822・0111(大代表) |