古都鎌倉の朝鮮文化を訪ねる旅
朝・日30余人参加
古都鎌倉の朝鮮文化を訪ねる旅が1日、30余人の参加のもとで行われた。同実行委員会の主催、日朝友好資料センター、日朝学術教育文化交流協会の後援で行われてきた朝鮮文化を訪ねる旅は、今回で17回目。
同日、参加者たちは絢爛(けんらん)たる古代朝鮮文化が今もなお鮮やかに残っている古都鎌倉の寺や歴史遺物などを見て回った。 鎌倉大仏は、「東国の総国分寺」として、737年、奈良時代初の大僧正・行基(ぎょうき、百済系)が開山したと伝えられている。また、鎌倉最古の名刹大蔵山杉寺(杉本観音)や宝物殿に朝鮮の鐘をまつる鶴岡八幡宮なども行基が創建、開眼したと伝えられている。 参加者たちは、朝鮮文化が日本文化に与えた影響は少なくなかったと感想を述べつつ、これからも互いの文化を学び理解を深めていこうと抱負を語っていた。 |