統一焼酎で乾杯!
南北統一願うコリアンユースフェスティバル
「マンセー(万歳)」の声で沸き返る若者たち
(東京・新宿)
集まれたのが夢のよう=^自分も民族の一員
メインステージの上には、大きなかめが準備 韓青の姜聲実委員長は、声を詰まらせながら「歴史的な南北会談が行われたこと、今日ここにこうして集まれたことが夢のよう。私たち在日同胞の役割はこれからもっと重要になっていくでしょう。みなさん、力を合わせてがんばりましょう!」とあいさつを述べた。 この日のために設けられたメインステージの上では、朝鮮大学校生徒らのサムルノリに始まり、北関東歌舞団の歌や踊りが披露され、スクリーン上には今回の会談の模様が写し出された。金正日総書記と金大中大統領が握手をするたびに、拍手と歓声が新宿の夜空にこだました。
「統一焼酎」を飲んでいた李ヨンチャンさん(内装業会社代表)は、ソウルから訪れ、偶然立ち寄ったという。案内をしていた、東京で旅行会社を営む申鎬徹さんとともに「一口飲んだ時におぼえる『統一』の味が最高です」と顔をほころばせた。 サムルノリをオープニングで披露した、朝鮮大学校政治経済学部2年生の朴泰憲くんは、「今日の舞台は今までとは全然違う。みんなと一体になれたような気がした。若者は統一問題に無関心だとよく言われるが、決してそんなことはない。僕自身今回のことにとても感動し、自分も民族の一員だと実感した」と興奮を隠し切れない様子だった。 派遣会社で朝鮮語の通訳や翻訳の仕事をしている申英美さん(23)は、「周りに同胞が少ないのでこういうイベントに参加すると、同胞のパワーを分けてもらえる気がしてとても勇気づけられる。これからは南北情勢にともない、仕事の幅もさらに広がるはず」と抱負を語った。 取材に訪れていた「韓国MBC」の日本特派員で、昨夏から日本に赴任している宋日準さんは「先日、大阪朝鮮第4初級学校で行われたイベントも取材してきたが、民団の人たちも一緒に参加しており、日本でも統一の熱気が高まっていることを感じた。同胞の輪をしっかりとつなぐのは難しいことではない。日本に境界線はないのだから」と述べていた。 (李明花記者) |