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軟式テニス、全国大会出場/西脇初級、金亜也さん


   西脇朝鮮初級学校の金亜也さん(初6、尼崎クラブ所属)が5月28日に神戸市で行われた第18回兵庫県小学生ソフトテニス(軟式テニス)選手権大会女子の部の複式部門で準優勝し、全国大会への切符を手にした。

 金さんは、8月5日から三重県四日市市で行われる全国小学生ソフトテニス選手権大会に出場する。7歳からテニスを始めた金さんは、昨年に続き2年連続の出場になる。

 


「口笛」、フィッパラムでデビュー/ソウルの女子大生
北の曲がアルバムに


  報道によると、北の人気歌謡曲「フィッパラム(口笛)」などが入ったアルバム「統一少女」が1日、南朝鮮で発売された。北の歌が南で正式に発売されるのは初めてのことという。

 アルバムには「女性は花だ」、「名前を聞かないで」、「祝杯をあげよう」など7曲が入っており、歌い手はソウル芸大演劇科に在籍するキル・ジョンファさん(19)。このアルバムで音楽デビューする。キルさんは幼い頃から歌手志望で演歌好き。今年1月の「KBS全国歌自慢」でも優勝した。

 キルさんは「南の演歌とかんじがよく似ていた。鼻音を使う歌い方が難しかったが、特に違和感はなかった」と話していた。

梅香里で3000人集会/米軍射撃場閉鎖求め

 南朝鮮・京畿道華城郡梅香里の米空軍射撃場正門前で6日、同射撃場の閉鎖を求める住民や市民団体、労組員、学生ら3000余人による大規模な抗議集会が行われた。

 決議文を読み上げた住民被害対策委員会の崔龍雲委員長は、「5日、国防部が発表した射撃場の移転計画は、飛行航路などで問題が生じて2年前に1度白紙になったもの。なのにまた同じ計画を対策として持ち出すのは、住民を愚弄する行為で、住民運動を分裂させることが目的だ」と強調した。

 梅香里射撃場では先月、米軍機の爆撃で住民が負傷する事件が起きており、米軍基地と不平等な「駐韓米軍地位協定」に対する反発が強まっている。

独島の主権回復を/南朝鮮各界、当局に要求

 報道によると宗教系、学界、法曹系など南朝鮮の各界人士50余人が7日、ソウル市内の言論会館で記者会見し、金大中大統領が日本を訪問する際、独島の主権問題を明確に解決することを求めた。

 彼らは「政府が昨年に締結した新しい韓日漁業協定で、独島を中間水域に含ませたことで独島の主権が危機に瀕している」と非難。「両国の実務会談を通じて独島の管理規則まで制定されれば、主権問題は取り返しがつかない状況に陥る。金大統領は主権を守るとの意思を明らかにすべきだ」と強調した。

 また、「歴史的にも、国際法に照らしても独島が韓国の領土であることは明らか」と指摘したうえで独島の主権を守るため、民間レベルの汎国民団体を結成する計画を表明した。

 記者会見で発表されたアピール文には、文奎鉉神父など200人が署名した。

朝鮮が国交申し入れ/NZ外務省が表明

 報道によると、ニュージーランド外務省は6日、朝鮮が国交正常化を申し入れたことを明らかにした。

 朝鮮側は、ジャカルタの朝鮮大使館を通じて国交樹立を申し入れた。同大使館は「両国の国交樹立はアジア太平洋地域の平和と反映に大きく貢献するだろう」とする声明を発表した。

 朝鮮は5月にオーストラリアとの国交を正常化した。

ソウル大に日本学講座

 報道によると、ソウル大学に46年の開校以来初めて日本を対象にした体系的な研究、教育をする日本学講座ができることになった。ソウル大の李基俊総長と東大の蓮實重彦学長が7日、ソウルで合意した。

 東大との学術交流の一環で決まったもので、東大も朝鮮・「韓国」に関する講座の設置に同意した。

 両校が互いに日本研究と朝鮮研究をする講座を設置するほかにも学長同士の相互訪問や交流協力特別委員会の設置にも合意した。

ローマ法王が5万ドル/朝鮮支援募金に寄付

 ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が、国際的なカトリック慈善団体のカリタスが行う朝鮮支援の360万ドル(3億8484万円)募金運動に呼応し、一番最初に5万ドル(534万5000円)を寄付したと3日、バチカン通信が報じた。

 カリタス香港支部は、募金運動で集める360万ドルのうち150万ドル(1億6035万円)を朝鮮東北部の食糧支援に使い、残りでトラクター購入など農業支援や保健関連部門、託児所、幼稚園、孤児院、学校建設などにあてる予定だと明らかにした。 

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