朝中親善の歴史は絶え間なく流れている
労働新聞社説(要旨)
朝鮮労働党中央委員会機関紙労働新聞は3日、「朝中親善の歴史は絶え間なく流れている」と題する社説を掲載した。その要旨は次のとおり。
◇ ◇ 金正日総書記の中国訪問は、朝中親善の歴史が絶え間なく流れるようにする重要な契機になる。 訪問期間、中国の党と国家指導者は金正日総書記を熱烈に歓迎し、誠意を尽くして歓待した。 金正日総書記は中国訪問期間、江沢民主席と対面し会談した。また、中国の党と国家の指導幹部と会い友好的な談話を交わした。 会談と対面では両党、両国での社会主義建設の成果と経験が通報され、伝統的な朝中親善をより強化発展させることについてと、国際情勢を含む相互関心事となる問題に対する意見が真しに交換され、討議されたすべての問題で見解の一致を見た。 さらに、会談と対面では、社会主義建設と国の統一のための両党、両国人民のたたかいに対する支持と連帯が表されるとともに、社会主義偉業を力強く前進させ、伝統的な朝中親善をより強化発展させることに対する確固たる意志が表明された。 中国の党と国家の指導者は、金正日総書記の指導のもとに朝鮮人民が自力更生の革命精神を高く発揮して折り重なる障害と難関を乗り越え、社会主義建設において立派な成果をおさめていることについて高く評価した。 金正日総書記は、世紀交替の時期に行われた今回の中国訪問を通じて両国の党と人民の親善協力関係をいっそう厚くした。 真に金正日総書記の中国訪問は、長い歴史を持つ朝中親善が強固な親善であることを示威した。 朝中親善は長い歴史的伝統と深い根を持っている。 金日成主席は早くから毛沢東主席、周恩来首相、ケ小平同志と革命的信義と厚い親交を結び、朝中親善の絆を築いたし、その花園を美しく育ててきた。 今回、両国の指導者は、不滅の朝中親善は先代領袖が結び育んだものであると一様に認めた。 こんにち朝鮮革命は、偉大な転換の時期にあり、朝鮮人民はなみなみならぬ革命的覚悟と闘志に溢れて2000年代の総進軍を力強く促進している。金正日総書記を革命の首位に戴き、社会主義強盛大国建設の突破口を力強く開いていく朝鮮人民の誇りと自負は、いつにもまして高い。 「苦難の行軍」、強行軍を突破するなかでいっそう鍛えられ、強力になった朝鮮人民には、社会主義強盛大国の建設をめざすたたかいで占領できない要塞などありえない。 朝鮮人民軍と人民は、金日成主席の生涯が宿っている革命の赤旗を力強くなびかせ、金正日総書記の軍優先の指導のもとに千里馬大高揚の炎も高く、この地に必ずチュチェの強盛大国をうちたてるであろう。 金日成主席の遺訓にしたがい、わが祖国を限りなく隆盛繁栄する社会主義強国として輝かせ、祖国統一偉業を必ず成就しようとする朝鮮人民の意志と信念は不動である。 朝中親善を代をついで強化発展させようとするのは、両国人民の共通の念願、志向である。 国際情勢が複雑多岐に変わる世紀交替の時、朝中親善を強化発展させることは、両国人民の共同の利益に合致するだけでなく、アジア地域、ひいては世界の平和と安定にも有益である。 金正日総書記の中国訪問で朝中親善はさらに強化されるようになった。 金正日総書記の今回の中国訪問は、朝鮮人民の革命偉業の遂行と朝中友好の歴史に末永く輝くであろう。 (朝鮮通信) |