あの時、ことひと言


 「名古屋朝鮮初級学校は、同胞たちの総意で開校された。仕方なく統合したのではなく、民族教育の未来を展望した主動的な措置だ。この間、延べ2000人の同胞が参加し、数十回にわたり討議を重ねてきた。その場では、教育の質や民族教育の実効性を高めるには、新しい学校を建てることが必要との意見がまとまっていった」

(1日に開校した名古屋初級教育会の金栄錫副会長。愛知第1、2、3初級学校を統合した同校は、改築した愛知第1初級に新設された)

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 「21世紀の未来を担う日朝の子供たちが、お互いを理解し合って、仲良く未来を築きましょう。いずれ、双方の宇宙飛行士が、肩を並べて飛ぶ時が来ると、私はそういう時代が必ず来ることを信じています。だから、そういう付き合い、関わり合いを持って欲しいと思っています」

(漫画家の松本零士氏、本紙7日付に掲載されたインタビューで)

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 「公演が終わったあと、同胞たちが『よくやった』と暖かいことばをかけてくれたが、その一言が力の源。同胞の喜ぶ顔を見るため、舞台に立ち続けたい」

(4日に創団35周年記念公演を行った東京朝鮮歌舞団の姜春美副団長

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