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東京都青商会、制服プレゼント/23区内の初級部全新入生に 東京都青商会(金光泰会長)が、23区内の朝鮮初級学校に入学した新入生全員に制服をプレゼントした。東京都の初級学校で一斉に入学式が行われた1日、青商会メンバーらが、各学校に目録を贈呈。同青商会では、昨年には新入生全員に5000円の商品券をプレゼントしたが、今年は保護者らの経済的な負担を減らすために、制服(1万5000円)を贈ることにした。資金は「ピカピカカップ」と題するチャリティーゴルフを3月22日に開いて(350余人の同胞が参加)工面した。 同青商会の具本憲副会長は、「青商会の会員たちが常に学生数を把握し、民族教育の現状をしっかり認識して欲しいとの願いを込めた」と事業の目的を話していた。 福井同胞の交通事故/総聯京都、福井代表らが慎重な調査求める 代表らは、事故が判明した5日午後2時に同署を訪れ、事故の発生時間や第1通報者、目撃者の証言の有無を確認した。代表らは、乗用車に乗っていた同胞全員が死亡したことで、犠牲者の証言を取れない状況を十分に考慮すべきとしながら、一方の証言に依存するのではなく、目撃者の証言や科学的な根拠に基づき、慎重に事故原因を調査するよう申し入れた。 崔さんの親族らは、事故現場が自宅から800メートルほどの距離にあることから、「目的地が目の前なのに、居眠りするとは考えにくい」と訴えている。 昨年11月に結成された「日本と朝鮮の友好を促進する会」のメンバーらで構成された同代表団が、朝鮮の農業支援のための支援物資を送るのは3回目。半年間にわたって募金運動を進めてきた。 代表団長で「促進する会」の井本丈夫会長は、「今後5年の計画で朝鮮の気候条件と土壌に合う農作物を送り、その象徴として日朝も友好親善岡山県民農場を造りたい」と話していた。代表団は5月末に畜産物を送る予定。 朝鮮人虐殺の再現/朝鮮中央通信、石原妄言非難 東京都の石原慎太郎知事が9日に東京・練馬区で開かれた陸上自衛隊の「創隊記念式典」で「三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返している。大きな災害では騒擾(そうじょう)事件すら想定される」と発言したことと関連し、10日発の朝鮮中央通信は論評を発表。都知事の「妄言は1923年の関東大震災の朝鮮人虐殺を再現し、また在日朝鮮公民を弾圧しようとする犯罪的な言動」と非難した。論評は、来月にも第10回朝・日国交正常化本会談が開催される東京都の都知事の口から共和国を敵視する発言が出たのは、「会談の進展に冷水を浴びせるもの」と強調した。 石原都知事は3月にも自民・自由(当時)両党の勉強会(7日)で、「北鮮なんてばかなこと始めたら一撃で壊滅する」と発言、各界から厳しい批判を受けていた。 米政府が、日本の対朝鮮補償を期待/米議会研究局が報告書 これまで米政府が、日本の対朝鮮補償への期待を公式に表明したことはない。しかし、同報告書の作成を担当したレリー・ニクシー氏は、米政府と議会双方が、日本が朝鮮に対する補償問題でどのような措置をとるのか、高い関心をもっていると述べている。 また報告書は平壌が最小限、100億ドルから200ドル規模の補償を要求していると指摘している。 |