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朝鮮中高級バスケ選手権、全部門東京が制覇/大阪

 第4回在日朝鮮中高級学校バスケットボール選手権大会が24〜25日、大阪の八尾市立体育館と東大阪アリーナで開かれ、日本各地の朝鮮学校から中級部男子13チーム、女子10チーム、高級部男子6チーム、女子5チームの計34チーム383人が出場した。

 熱戦の末、優勝したのは全部門とも東京の学校。昨年来「東高西低」が続いている。

 【中級部成績】

 男子(1)東京朝中 (2)東大阪朝中 (3)東京第4

 女子(1)東京第1 (2)東京朝中 (3)東京第4

 【高級部成績】

 男子(1)東京 (2)京都 (3)神戸

 女子(1)東京 (29大阪 (3)神戸

朝鮮の小学校に、サッカー協会がサッカーボールを寄贈

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 【平壌発=文光善、千貴裕記者】在日本朝鮮人サッカー協会が、朝鮮の少年サッカーの発展のためにサッカーボールを送る運動を進めている。

 朝鮮を訪問中の在日朝鮮蹴球団の金光浩団長と梁圭史選手は17日、金成柱人民学校と綾羅人民学校を訪れ、サッカーボールを寄贈した。サッカー協会技術部の提案で始まったこの運動は、朝鮮での少年サッカーの普及に役立てようというもの。同協会では日本全国の同胞サッカー愛好家に呼びかけ、4000個のボールを送ることを目指している。金団長らは、アジアカップサッカー予選に出場中の朝鮮の国家代表チームに合流している。

国交の意義、協力を確認、イタリア外相が訪朝

 イタリアのディーニ外相が28〜29日、1月の国交樹立を受け、同国の外相として初めて訪朝した。

 朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長、洪成南総理らがディーニ外相と会見した。また白南淳外相との会談で、双方は、両国の国交樹立の意義と潜在力について確認し、政治・経済・文化の各分野で友好協力関係を拡大させていくことで合意した。

 またこの間、両国政府が文化、芸術、科学分野で協力することに関する共同声明も調印された。

 ディーニ外相は、白外相が近いうちにイタリアを訪問するよう招請し、白外相はこれを承諾した。時期については未定。

 以上の内容は共同報道として朝鮮中央通信が報じたもの。
(朝鮮通信)

三星と朝鮮コンピューターセンター、南北単一ワープロ開発へ

 朝鮮コンピューターセンターと南朝鮮の三星電子は22日、中国の北京で「朝鮮コンピューター・三星ソフトウエア共同協力開発センター」をオープンした。今年中に南北の単一ワープロソフトをはじめ、中国語の文字認識、パソコンの基本ソフトであるリナックスの応用、ゲーム、文書要約など民間で活用されるソフトを主に開発し、中国でも販売する。

 コンピューターソフトの南北共同開発は初めて。現在、南北朝鮮が別々のソフトを使い、互換性もないことから、ワープロソフトの開発が最も注目されている。三星側では当分の間スタッフは派遣せず、費用のみを負担し、北側から10人ほどの人員が派遣される。

南で総選挙が告示

 南朝鮮の総選挙が28日に告示され、4月13日の投票に向け、選挙運動が本格化した。金大中「大統領」が総裁を務める与党・新千年民主党と最大野党のハンナラ党(李会昌総裁)の第一党争いが焦点。2年前に発足した金大中「政権」の中間評価にもなる。

第3の株式市場開設

 報道によると、南朝鮮で株取引を行う第3の市場が開設され、29日に売買が開始された。「韓国証券取引所」と南朝鮮版ナスダック(店頭株市場)に次ぐ市場で、非上場株の取引をする。売買方法や、値幅制限がないなど従来市場と異なる面がある。登録企業は情報通信関連の4社と少なかった。

中国外務省代弁人、対朝鮮支援を継続

 中国外務省スポークスマンは23日、朝鮮外相の訪中(18〜22日)結果に関する記者会見で、朝鮮に対する食糧支援を継続すると明言した。スポークスマンは「中朝両国は大変立派な伝統的な友好関係を持っている。中国はこれまで朝鮮側に食糧支援をはじめ、できるかぎりの援助を行ってきた。中国は今後もそうするだろう」と述べた。    (平壌支局)

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