土曜児童教室の子供たち
朝鮮文化に触れ合う/福岡


来年も参加したい
キムチ作りにも初挑戦

 「中学から朝鮮学校で学びたい」、「ソンセンニム、朝鮮の歌って楽しいね」、「来年も来ます」――20日、福岡県下で運営されている土曜児童教室の、合同行事に参加した子供たちの感想だ。

 総聯福岡・嘉飯山支部で催されたこの日の合同行事には、博多、和白、飯塚、田川、行橋の各児童教室で学ぶ20余人の子供たちが参加した。

 子供たちは生まれて初めて自分の手でピビンバとキムチを作った。また朝鮮の歌の発表や民俗遊びを通じて、民族文化と触れ合った。

 行橋教室に通う金星R(9)くんは、「朝鮮の友だちが出来てうれしい」と言い、自ら手をあげ朝鮮の歌を歌った飯塚教室に通う張遥香(7)さんは、「楽しかったので、来年も参加したい」と述べていた。和白教室の金徳洙(8)くんも、「朝鮮の歌を録音して」と語っていた。

 参加者全員にはプレゼントが手渡された。

 児童教室は、4年前に開校された。講師は北九州、福岡、筑豊の各朝鮮初中級学校で教鞭を取っている20代の教員たち。

 代表の金美香さん(福岡初中教員)は、「やりがいがあります。これからも、民族の文化に触れ合う空間を作っていきたい」と話していた。

TOP記事 健康・趣味 社  会 社会・生活