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赤シソのエキスに花粉症和らげる効果 赤シソのエキスに花粉症の症状を和らげる効果がある。日本新薬食品開発研究所(京都市)と鐘紡化粧品研究所(神奈川県小田原市)の共同研究グループがこのほど、エキスを飲んだ患者のデータからそう結論した。 対象はくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状に悩む延べ61人の男女。赤シソの葉から抽出したエキスを錠剤にし、98年と99年の春の花粉症シーズンの3ヵ月間、毎日0.6グラムを飲んで貰った。くしゃみ、鼻をかむ回数、鼻づまりの程度などを点数にして評価した結果、6割の人の症状が改善されたという。 食生活改善に10項目/厚生など3省新指針 日本の厚生、農水、文部の3省は23日、新たな食生活改善への指針を決めた。 食生活指針に関してはこれまで、省別に示してきたが、「より分かりやすいように」などの観点から、統一した指針を決めた。 新指針は10項目からなり、その骨子は次のとおり。 (1)食事を楽しもう (2)1日の食事のリズムから健やかな生活リズムを (3)主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを (4)ごはんなどの穀類をしっかりと (5)野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて (6)食塩や脂肪は控えめに (7)適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を (8)食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も (9)調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく(10)自分の食生活を見直してみよう。 遺伝子組換食品半数強「買わない」/都中央即売市場の調査 東京都中央卸売市場が3月24日までにまとめた一般消費者を対象にした生鮮食料品および花きに関する消費・販売動向調査によると、遺伝子組み換え食品について半数以上が「一切購入したくない」と答えていることが明らかになった。 生鮮食料品の購入に際し、「品質・鮮度がよい」「産地・無農薬の表示がある」などを選択理由にする消費者が増えていることと合わせ、「健康や環境への関心の高まりを反映している」と同市場は分析している。調査は都内近辺の主婦やサラリーマンなど一般消費者512人を対象に昨年11月に実施。494人から回答を得た。 うち遺伝子組み換え食品について「一切購入したくない」が55.7%(275人)を占めた。一方「表示がしっかりしていれば購入」は22.3%(110人)だった。 |