ニュースPICK−UP

聯中央代表ら、「サンデー毎日」に抗議

10回イギョラ杯、強豪12が参加
鹿実がV4、東京朝高は6位

統的友好関係を確認、北京で朝中外相会談

力補償の妥当性認める/朝米会談で米側

永南委員長とスウェーデン外務次官、会見

ウルの米基地前で反米集会、米軍地位協定改定要求


総聯中央代表ら、「サンデー毎日」に抗議

 「サンデー毎日」が最新号で朝鮮と「オウム真理教」を意図的に結びつけたねつ造記事を掲載したことに対して16日、総聯中央、朝青、女性同盟、留学同、医協の代表らが東京・千代田区の同編集部を訪れ、編集長に抗議した。代表らは、虚偽に満ちた記事の全面謝罪と訂正を求めた。同編集長は抗議を重く受け止め、対処すると語った。

第10回イギョラ杯、強豪12が参加
鹿実がV4、東京朝高は6位

 朝・日親善高校サッカー第10回イギョラカップ(主催=東京都サッカー協会、東京朝鮮中高級学校サッカー部OB会)が18日から20日にかけ、東京・北区の国立西が丘サッカー場など都内の3つの競技場で開かれた。

 参加12校中7校が前年度の選手権出場校で、今大会は強豪揃いのたたかいとなった。

 予選リーグD組に参加した朝高は、1戦目から選手権準優勝の鹿児島実業と当たり、前半1点とリードしたが、後半追いつかれ1―3で負けた。続くスタントン大学付属高校(フロリダ州選手権優勝校)との試合は5―1で勝ったが、決勝トーナメントには進めなかった。19日に行われた順位トーナメントでは、ジュビロ磐田に1―0で勝ったが、習志野に0―4で敗れ6位に終わった。決勝は鹿児島実業と静岡学園との間で行われ、2―0で鹿児島実業が2年連続4度目の優勝を遂げた。3位は前橋育英だった。

伝統的友好関係を確認、北京で朝中外相会談

 朝鮮の白南淳外相と中国の唐家※(※=王偏に旋)外相との会談が18日北京で開かれ、双方は自国の情勢を通報し、伝統的な朝中友好をさらに強化発展させることと、共同の関心事になる国際問題などについて意見を交わした。会談は、同志的で親善的な雰囲気の中で行われた。

 なお新華社通信によると、同会談で白南淳外相は、両国の老世代指導者が育んだ伝統的な朝中親善を代を継いで発展させることは金正日総書記の意志であると述べ、国際情勢の変化いかんにかかわらず朝鮮側は朝中親善をいっそう発展させるために中国側と共同で努力すると指摘した。

 唐家※(※=王偏に旋)外相は、両国の素晴らしい発展が両国人民に重要な利益をもたらすばかりか、朝鮮半島と地域の平和、安定、安全を守るうえで積極的に寄与し、中朝の伝統的な友好を発展させることを重視する中国の党と政府の立場は、一貫して確固不動だと強調した。

 金正日総書記からの江沢民主席への贈り物は、白南淳外相が同日、唐家※(※=王偏に旋)外相に伝達した。

 白南淳外相一行は、中国、ラオス、ベトナムを訪問するため18日、平壌を出発し、空港で朝鮮外務省の姜錫柱第1副相ら関係者が見送った。(朝鮮通信)

電力補償の妥当性認める/朝米会談で米側

 朝鮮の外務省スポークスマンは、ニューヨークで行われた朝米会談と関連して18日、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、8日から15日までの副相級会談では、米国に課せられた軽水炉建設(2003年までに提供予定)が大幅に遅れていることに対する電力の補償問題や「テロ支援国名簿」から朝鮮を除外する問題など「朝米間の懸案問題が包括的に、十分論議された」と語った。

 また、「米国は電力補償要求の妥当性を認めた」としながら、「双方はその実現のための方途について討議した」と明らかにした。(朝鮮通信)

金永南委員長とスウェーデン外務次官、会見

 エリアソン外務次官を団長とするスウェーデン外務省代表団が18日に平壌入りし、20日に朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長、朝鮮外務省の姜錫柱第1副相とそれぞれ会見した。(朝鮮通信)

 なお報道によると、外務次官の訪朝は、スウェーデン当局者の訪朝としては1973年に朝鮮とスウェーデンが国交を樹立して以来、最高レベルという。

ソウルの米基地前で反米集会、米軍地位協定改定要求

 コーエン米国防長官が南朝鮮入りした17日、ソウル・竜山の米軍基地前で「在韓米軍犯罪根絶運動本部」が300人規模の集会を開き、朝鮮戦争中に起きた老斤里事件をはじめとする民間人虐殺への謝罪と米軍地位協定(SOFA)の改定を米国に求める集会を開いた。

 南朝鮮では2月に米軍兵士による女性殺害事件が起きているが、現行制度では、犯罪を犯した米国兵士に対する確定判決後でなければ身柄引き渡しを求めることができない。南朝鮮政府は起訴段階で引き渡しができるよう地位協定の改定を求めている。

uarrow04.gif(2.19KB)

目次へ

TOP記事 文  化 情  報
みんなの広場
生活・権利