4月上旬に朝・日本会談、赤十字会談は今月中
朝鮮中央通信報道
南北漁業協力承認を保留
南朝鮮当局、全漁連関係者を告発
「日本が謝罪する日まで」、「慰安婦」ハルモニらの水曜デモ400回に/ソウル
4月上旬に朝・日本会談、赤十字会談は今月中
朝鮮中央通信報道
平壌7日発朝鮮中央通信は朝・日政府間本会談、赤十字会談開催と関連した報道を発表した。それによると、朝・日政府間本会談は4月上旬に再開される。会談場所については先に平壌、次に東京とし、それ以降は第三国の北京またはその他の場所にするという。
また、赤十字会談は3月13日頃北京で行われる。
各地の朝鮮高級学校(全12校)で3〜5日、卒業式が行われた。
4日行われた茨城朝鮮初中高級学校(水戸市)高級部第43回卒業式では、35人の卒業生が保護者や教員、在校生らから温かい祝福を受けていた。卒業生のうち19人が東京・小平市の朝鮮大学校に進学するのをはじめ、日本の大学や専門学校、そして社会人として旅立った。
城北初級創立40周年記念公演、かがやけ みらい!
(朝・日合同で/大阪)
城北朝鮮初級学校創立40周年記念公演「日朝ふれあい祭り2000 かがやけ・みらい!」(主催=同公演実行委員会、守口市教育委員会など後援)が2日、大阪府の守口市市民会館で行われ、卒業生をはじめとする同胞と日本市民ら1200人が観覧した。
朝・日の合同公演は、「21世紀の主人公である子供たちを応援し、祭り
を通じて朝・日親善を深めようとの趣旨で開かれた。「大応援団―未来のために」で幕を開け、朝鮮と日本の童謡メドレー、チャンゴと和太鼓の合同演奏、ストリートダンス「よっしゃ来い河内音頭」などが披露された。この日の収益金は同校に寄附される。
南北漁業協力承認を保留
南朝鮮当局、全漁連関係者を告発
朝鮮の「民族経済協力連合会」(民経連)と南朝鮮の「全国漁民総連合会」(全漁連)が民間級漁業協力を行うことで合意(2月26日)したことに関し、南朝鮮政府は7日、その承認を保留した。
その一方で統一部は、全漁連関係者が許可なく朝鮮の住民と接触したとして、南北協力法違反で検察に告発した。(朝鮮通信)
「日本が謝罪する日まで」、「慰安婦」ハルモニらの水曜デモ400回に/ソウル
「日本の教科書に真実が書かれ、日本政府が公式に謝罪し、犠牲者の追悼碑を建てるその日まで集会は続くでしょう」
「韓国挺身隊問題対策協議会」の呼びかけで、1992年1月8日から毎週ソウルの日本大使館前で行われてきた元「従軍慰安婦」被害者による「水曜集会」が1日、400回に達し、約300人の市民らが集まった。
ハルモニたちは95年、阪神大震災の時を除き毎週デモを続けてきた。被害者の沈美子さん(77)は「過去を清算しない日本は恥ずかしい国」と批判。梁美康挺対協総務は、「未来志向の日韓関係には反対しないが、日本政府はその前にしなければならないことがある」と語った。
当時、元「従軍慰安婦」は190余人だったがこの間、40余人が死去した。
青木幹雄官房長官は7日の記者会見で、1992年11月以来中断されている日朝国交正常化交渉の本会談を4月前半に平壌で再開し、それに先立つ3月13日から北京で日朝赤十字会談も開くと発表した。
日本政府はまた、朝鮮に対して約10万トンのコメを無償支援することも正式に決めた。97年以来3年ぶりで、国連の世界食糧計画(WFP)を通じて行われる。外国での災害時などに使われる緊急無償資金協力の枠から40〜50億円程度をWFPに拠出。WFPがこの資金で食糧庁から政府米を買い取り、朝鮮に送る。船積みは5月になる見込み。
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