行ってみませんか
名古屋港・ガーデン埠頭
地上53メートルから360度を展望
大カメやペンギンのいる水族館など
世界約150の国、地域と結ばれている国際貿易港、名古屋港は、ガーデン埠頭としても整備され、日曜祝日は家族連れやアベックなどでにぎわいを見せる。地下鉄名古屋港駅を降りると、そこからがガーデン埠頭だ。水族館、港のランドマークで白い帆船をイメージしたポートビル、海洋博物館、南極観測船「ふじ」を見て回った(入館料合計2000円)。
まず水族館だが、日本の海、深海、赤道の海、オーストラリア、南極の海コーナーがある。赤道の海コーナーのウミガメの回遊水槽では、直径3〜4メートルのカメが悠然と泳いでおり、マイナス1.8度の水温を保った穏やかな南極の海では、エンペラー、ジェンツーなどのペンギンに出会えた。
オーシャンシアター「ワイルド オーストラリア」では、6500万年前(恐竜時代)に絶滅したはずの植物、ウオラマイ松を探検隊が1994年末に発見した際の記録などが大型映像いっぱいに展開されている(3月末まで)。
ポートビルには、港の歴史と交易文化を学べる海洋博物館、7階の展望室がある。展望室は、全面ガラス張りで、地上53メートルの高さから港の風景をぐるり360度見渡せる。夜9時まで営業しているので、夜景を楽しむデートスポットとしてもオススメだ。
「ふじ」は、1965年から18年間、南極を観測した船。南極の風土と観測の歴史がわかる船の博物館になっている。
ほかにも、ファミリーで楽しむアトラクションや冒険気分で遊び回るアミューズメントのあるシートレインランド、遊覧船などがあり、1日中楽しめる。ポートビル2階のレストラン「東山ガーデン」では、午後5時から8時まで、イタリア料理が2000円と3000円で味わえるというお得なコースがあった(3月末まで)。
帰りに、土産店の一角に並ぶ「えびせん館」に立ち寄った。50種類以上のえびせん全品が試食でき、コーヒーも無料だ。ミックス(600円)がお買い得だったので、2つ買って帰った。 (基)