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第22回在日朝鮮学生文学作品コンクール
授賞式・優秀作品発表会/東京
北海道朝鮮初中高級学校の朴徳貴、「良哲くん(高2)が、3月末に栃木県で開かれる第15回全国高等学校重量挙げ選抜大会に参加する。11日に開かれた高体連重量挙げ部第3回常任委員会の審査で決まった。
両選手は、昨年12月に開かれた第28回北海道高校重量挙げ大会の新人選(全国選抜の予選)で優勝。全国選抜の出場資格は、高体連重量挙げ部が、標準記録を突破し一定の水準を満たしていると判断した選手に与えられる。
第22回在日朝鮮学生文学作品コンクール
授賞式・優秀作品発表会/東京
第22回在日朝鮮学生文学作品コンクール(本社主催)の授賞式・優秀作品発表会が19日、東京・千代田区の朝鮮会館講堂で行われた。
全国から集まった1等受賞者と関東地方の入選者52人に、総聯中央の徐萬述第1副議長が賞状と副賞を手渡した。また1等の11作品中、4作品が作者本人によって朗読された。
授賞式には、商工連、朝信協、朝青中央、女性同盟中央、教職同中央、中央教育会、文芸同中央、学友書房、金剛保険など各後援団体の代表、最終審査の審査員、教員、児童生徒の保護者ら150余人も同席し、式典終了後、審査員と各学校指導教員らの懇談会も行われた。
今回のコンクールには、全国各地の朝鮮初、中、高級学校児童生徒から1822編の応募があり、110編が入選した。
群馬朝鮮初中級学校の校歌が同胞たちの力で初めて作られた。14日、卒業生や保護者ら140人の参加の下、同校で校歌発表会が行われた。
校歌は9月に迎える同校の創立40周年にちなんで作られたもので、群馬県青商会が中心となった。昨年、同胞から歌詞と楽曲を募ったところ、母校への思いが綴られた21編の歌詞と6つの楽曲が寄せられた。
朝大教員らの助言でまとめられた作品は、昨年末に朝鮮で管弦楽に編曲された。120人の合唱団と80人のオーケストラによる本格的なものだ。
校歌作りを提案した青商会の尹永浩会長(10期卒業)は「祖国や民族を愛する心を忘れないでほしい、立派な朝鮮人として群馬から世界に飛び立って欲しいとの願いを込めました」と話していた。
厳しい電力不足、「原因は米」/朝鮮中央通信
平壌23日発朝鮮中央通信は、電力事情に関して「今のように緊張した時はなかった」と言及。朝鮮人民はこの原因を「米国によるものと見なしている」と指摘した。
これに先立ち22日の同通信は、現在の状況を「共和国史上初めての電力不足」と伝えている。
同通信は、朝鮮が黒鉛減速炉を凍結した代替措置として、米国に課せられた軽水炉建設の義務が実行されていたなら、このような非常事態は起こらなかったと指摘。米国は軽水炉建設を約束した朝米基本合意文を、誠実に履行していないと非難した。
豪外務省代表団平壌入り
関係改善、食糧支援など論議
平壌23日発朝鮮中央通信は、ヘーゼルスタイン外務・貿易省第1補助書記を団長とするオーストラリア外務省代表団が22日、平壌入りしたと報じた。
日本や南の報道などによると、代表団は26日まで滞在し、朝鮮外務省アジア太平洋局長らとの会議で、両国の関係正常化や朝鮮への食糧支援問題などを話し合うという。
オーストラリア政府代表団の朝鮮公式訪問は25年ぶりのこと。