国交正常化実現しよう
各地で朝・日新春の集い/自治体首長ら多数参加
昨年末の日本政党代表団の訪朝後、朝・日国交正常化実現の
ための活動が活発に進められている中、各地で朝・日友好の集いが行われている。東京では、3日の荒川から始まり、10日現在、10の支部で新春の集いが開かれた。総聯東京都本部では2月中に17の支部で集いを開く予定だ。
北海道では1月22日、稚内市内で稚内朝・日友好親善新春のつどいが総聯北海道・旭川支部稚内分会の主催で行われ、140人が参加した。
33回目を迎えた集いでは、同分会の李澄夫分会長が主催者を代表しあいさつ。来賓として招かれた稚内市の横田耕一市長、日朝友好稚内市民の会の岡本亀美会長らがあいさつした。
2部では北関東朝鮮歌舞団の公演が披露され、朝鮮民謡にあわせ、踊りが繰り広げられた。
9日には東京で朝・日友好渋谷・世田谷新春の集いが都内のホテルで行われ、総聯東京・渋世支部の同胞や日本市民ら110人が参加した。
主催者を代表し、あいさつした総聯支部朴春寿委員長は、超党派国会議員による日本政党代表団の訪朝以後、朝・日間の対話が再開されるなど、関係正常化のための有利な環境が整いつつあるとしながら、日本政府が不幸な過去を清算し、自主的に国交正常化を進めることを望むと語った。
渋谷区小倉基区長、世田谷区水間賢一助役、渋谷区議会吉野和子議長、保坂展人衆院議員らが来賓のあいさつをした。吉田議長は20世紀に起きた不幸な出来事は、20世紀中に解決しなくてはならないと述べながら、今年を日朝国交正常化を実現するための歴史的な1年にしていこうと語った。