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第1回新春駅伝
関東地方から640人参加、大阪でも43回目
第1回関東地方朝鮮人新春駅伝・ロードレース大会が13日、東京都足立区の荒川千住新橋緑地で行われた。1976年以来中断されていた関東地方駅伝大会を復活させたもの。過去に同駅伝で10連破を遂げた総聯東京・中央江東支部(当時は朝青チーム)や朝高陸上部のOBらによるチームなど647人が参加した。
関東地方の朝鮮初級学校児童が参加したロードレースが行われた後、高級部を含む一般と中級部生徒による駅伝が行われ、一般
部門で朝鮮大学校(男子)、東京朝高(女子)がそれぞれ優勝した。
また、11日には大阪府朝鮮人陸上競技協会が主催する、第43回大阪府同胞駅伝が大阪市の長居第2陸上競技場で行われ、朝鮮学校初級部、中級部、朝青、一般から72チーム約700人の選手が参加した。
朝鮮学校児童生徒が毎年、朝鮮語と英語のスピーチなどを競う在日朝鮮学生中央口演大会が12日、東日本、近畿・東海、中四国・九州の3ブロック別に開かれた。東京で行われた東日本大会には22校212人、京都での近畿・東海大会には30校250人、北九州市で開かれた中四国・九州大会には12校86人の、計64校548人が出場した。
各大会では、初、中、高級部別に詩の暗誦と朗読、漫談、演劇などの朝鮮語各部門と英語スピーチ部門の計20部門で審査が行われ、出場した児童生徒らは、日頃の練習成果を発揮した。審査結果はその日のうちに発表され、授賞式、優秀作品発表会も行われた。
ロ外相の訪朝で白外相、相互関心事を討議
平壌12日発朝鮮中央通信によると、白南淳外相は、ロシアのイワノフ外相の朝鮮公式訪問と関連し、内外の記者と書面インタビューを行った。
白外相はその中で、両国は、友好協力関係発展のための意見を交わし、相互の関心事となる一連の国際問題について真剣に討議したと指摘した。また、朝鮮半島の平和と安定のために朝鮮側が優先的に提起している、南朝鮮からの米軍撤退、朝米平和協定締結にロ側が理解を示したことを明らかにした。
平城市とペルニク市、友好都市に
平壌10日発朝鮮中央通信によると、平安南道の道都、平城市とブルガリアのペルニク市の友好都市設定に関する協定が4日、ペルニク市庁で締結された。
ペルニク市長と副市長、市議会議長、同国駐在の朝鮮大使が参加した。
報道によると、先月死去した祖国統一汎民族連合南側(汎民連)本部の金良茂副議長の汎民連葬が13日、ソウル市内の高麗大学付属病院で在野団体と市民、学生など2000人が参加して行われた。
永訣式後、午前8時30分に病院を出発した霊きゅうは、東大門などを経て、午後1時までに宗廟公園に到着、埋葬された。遺族らは、金氏の遺品を伝達するため、訪北を準備している。
東京国際交流財団主催、地域国際セミナー
東京都の外郭団体、財団法人東京国際交流財団主催の「地域国際化セミナー―地球市民の世紀をめざして」が11〜12日、東京国際フォーラムで開かれ、学者や行政、NGOの関係者、外国人を含む多数の市民らが参加した。
全体会議と6つの分科会が行われ、第2分科会「在住外国人の子どもと教育」では、在日同胞保護者や日系ブラジル人生徒が日本の学校に通う外国人の子どもたちの厳しい現状について語り、現場の学校教員や教育委員会関係者らを交えて議論が行われた。
第4分科会「日本に暮らす外国人のアイデンティティ」では、同胞と中国人、イラン人の3人が生い立ちや被差別体験などを話し合った。