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アジアサッカー連盟C級指導員に/蹴球団副団長ら,在日同胞初
学校サッカーレベルアップに
朝ロが基本条約締結/平壌で外相会談
共同声明発表
アジアサッカー連盟C級指導員に/蹴球団副団長ら,在日同胞初
学校サッカーレベルアップに
在日朝鮮蹴球団の梁相弘副団長(43、朝鮮大学校サッカー部監督)、李康弘部長(37)、金鍾成指導員(36)、また朝鮮大学校研究院体育学科で学ぶ柳成烈さん(26)の4人が、アジアサッカー連盟のC級指導員資格を取得した。この資格は、ジュニア(初級部の年齢に相当)、ジュニアユース(同中級部)を指導する能力を公式に認定するもの。在日同胞サッカー関係者が同連盟の指導員資格を取得するのは初めてだ。
4人は昨年9月に朝鮮で、現地の関係者らとともに資格取得のための講習に参加し、合格した。梁副団長は「初級部から大学まで、朝鮮各級学校でのサッカーのレベルを高め、国家代表選手を育成していくために資格を取得した。習得した知識は同胞サッカー界の発展にすべて還元したい」と話していた。
東京朝高ラグビー部、都新人戦で4強
東京朝高のラグビー部が、高体連主催の東京都新人戦で4強に入った。試合には12校が出場、トーナメント方式で勝敗を競った。
朝高は1回戦で早大学院を41―5、2回戦で目黒学院を15―7で下し準決勝に駒を進めた。6日、日野市東電学園グラウンドで行なわれた東海大菅生との3位決定戦では、前半7―5とリードしたが、後半に逆転され、12―17に終わった。
朝ロが基本条約締結/平壌で外相会談
共同声明発表
朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦間の親善、善隣および協調に関する条約が9日、平壌で調印された。
朝鮮側から白南淳外相と李仁奎外務次官、貿易省のキム・ボンイク副相、朝鮮人民軍のリ・スヒョン中将ら関係者が、ロシア側からイーゴリ・イワノフ外相一行と朝鮮駐在ロシア連邦ワレリ・デニソフ大使が参加し、両国の外相が条約文に署名した。
また同日、両外相が共同声明を発表し、同条約の締結が両国間の関係発展に
おいて新しい段階のはじまりになり、この条約が朝鮮とロシアとの双務関係全般の基礎となる基本法的文献であることを明らかにした。なお同日、白南淳外相とイワノフ外相との会談が万寿台議事堂で行われ、双方は両国間の関係問題と相互の関心事である一連の問題で意見を交わし、会談は親善的な雰囲気の中で行われた。
イワノフ外相一行は9日に空路平壌入りした。 (朝鮮通信)
8日付の労働新聞は、日本の一部政党が永住外国人への地方参政権付与に関する法案を提出したことと関連して論評を発表し、「『参政権』 は本質において、在日同胞社会を分裂、対立させ、ひいては朝鮮総聯を崩壊させる政治謀略」と非難した。
法案が参政権付与の対象から「朝鮮籍」所有者を外していることについて、論評は「朝鮮の海外公民である在日朝鮮同胞に『朝鮮籍』を捨てろというのは、他の国籍取得を強要するのと同じである」と断じた。
祖国統一民主主義戦線中央委員会も8日、声明を発表した。 (朝鮮通信)
金正日総書記生誕58周年祝賀宴が9日、東京・市ヶ谷の私学会館で行われた。朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会など日本の4団体が主催し、また総聯中央の許宗萬責任副議長、南昇祐副議長が招かれて参加した。
昨年、日本政党代表団団長として訪朝した村山元首相は、「36年間、朝鮮を植民地支配した日本は国交を正常化させる義務がある」としながら、今月23日に日朝友好議員連盟を発足させ、国民全体が国交正常化のために努力する状況を作っていきたいと述べた。
日朝議連発足へ/23日、超党派で
昨年12月に訪朝した国会議員による日本政党代表団が9日、東京都内で集まり、超党派の日朝議員連盟を23日に発足させることを決めた。日朝友好議連の目的は、朝鮮との友好親善を促進することで、設立総会は23日に都内の憲政記念館で開く。9日現在で自民、社民、民主、公明、共産など各党から158人が参加を希望している。