村山訪朝団が報告会/愛知
政府は忍耐強く対話を


 昨年12月に訪朝した日本政党代表団の報告講演会(主催=東アジアの平和を考える会)が1月29日、名古屋逓信会館で行われ、同胞や日本市民270人が参加した。

 報告会では団長の村山富市元首相、団員の民主党伊藤英成副代表、社民党の大脇雅子国際局長が発言した。

 村山元首相は、日本と朝鮮が1日も早く国交を正常化し、「近くて近い国」になるため、近所づきあいをしていくことが自分の一貫した立場だと述べた。また、日朝国交正常化交渉は日本が自主的に推し進めるべき問題で、政府は忍耐強く対話を行っていくべきだと強調した。

 報告会では、伊藤衆院議員が「近くて遠い国を近くて近い国へ」、大脇参院議員が「女性の目から見た共和国」のテーマで発言した。