あの時、このひと言


 「異国の地で民族性を守ることは難しいと思う。しかし、総聯は民族学校を設立、維持し、民族教育を行ってきた。だから、今日のような公演をできる人材を育てられたのだろう」(15〜17日、ソウルで行われた金剛山歌劇団の公演を観賞したソウル大学美学科の金文煥教授)

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 「朝鮮が経済を再建するには、色々な設備が必要になってくる。また朝鮮には、豊富な地下資源や、中国・ロシアと陸続きで鉄道輸送をフル活用できる地理的メリットもある。日本企業はビジネスチャンスと見て、自社製品をどんどん投入すべきでしょう。…国交さえ結ばれれば、貿易保険という2国間問題もおのずと解決へ向かう」(来年5月に大型の経済交流代表団を派遣するため準備を進めている東アジア貿易研究会の澤池忍理事長)

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 「今年を象徴する文字は、南北朝鮮の歴史的融和を意味する 金 (南北両首脳の姓)で、監督も金さん。頑張って金メダルを取ってきてください」(太田房江・大阪府知事。18日、府代表として全国高校サッカー選手権に出場する大阪朝高サッカー部を激励して)

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