21世紀を見すえ

第17回ケナリ展 350人が鑑賞


 第17回ケナリ展(主催=在日本朝鮮文学芸術家同盟京都支部美術部)が6〜10日、京都市の国際交流会館で開催され、同胞と日本市民ら約350人が訪れた。

 展覧会には、朝鮮民族の「恨(ハン)」の歴史に終止符をうち、希望に満ちて21世紀を迎えようというテーマで、同胞愛好家18人が、油絵、水彩画、陶器など43作品を出展した。

 なかでも、陶器オブジェ3点セット(慎加代子作)は、地球の環境保護をテーマに制作されたもので、好評だった。同支部では、1966年から展覧会を催しており、開催するたび、出展者、作品数が増えている。
(総聯京都府本部)

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