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過去清算し国交正常化を/日本の女性議員ら集会
朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会(代表=清水澄子参議院議員)主催の「急ごう日朝国交正常化! 12・13女性のつどい」が13日、東京・渋谷区のウィメンズプラザで開かれ、同胞女性と日本女性ら300余人が参加し、「女性国際戦犯法廷」(8〜12日、東京)に参加するため訪日した朝鮮の「従軍慰安婦」・太平洋戦争被害者補償対策委員会代表団(団長=洪善玉委員長)一行が招待された。 集いでは洪団長、土井たか子社民党党首(衆議院議員)ら5人があいさつ。土井党首は、「日本の朝鮮に対する過去の罪は私たちの手で清算しなければならない。そうしてこそ、日本と朝鮮の間に国交が結ばれる」と述べた。また、朝鮮の元「従軍慰安婦」らの証言を収録したビデオ上映に続き討論が行われた。 一方、集いに先立ち日本婦人連絡会と朝鮮代表団の懇談会が、千代田区の参議院議員会館で行われた。 16日に発表された共同報道文によると、今後北南は、民族経済の均衡的な発展のため、北南経済協力推進委員会を結成し、26日ごろに平壌で初協議を行う。同委員会では電力分野の協力をはじめ、鉄道や道路の連結、開城工業地区の建設、臨津江流域水害防止事業など、当面の経済協力で提起される実務的な問題を協議決定する。 離散家族の相互訪問に関しては、生死・住所の確認と、手紙の交換をテストケースとして行い、生死と住所の確認は来年1、2月に100人ずつ、手紙の交換は来年3月に300人規模で行う。相互訪問は、来年2月末に北南それぞれ百人の規模で行う。第五回会談は、来年の3月中に開くことにした。(朝鮮通信) 共同宣言貫徹へ協力を/北南労働者統一大討論会 【金剛山発=文光善、姜イルク記者】6・15共同宣言支持貫徹のための北南労働者統一大討論会が12〜13日、金剛山ホテルで開かれ、北の朝鮮職業総同盟と、南から訪れた韓国労働組合総連盟(韓国労総)、全国民主労働組合総連盟(民主労総)の各代表らが参加した(写真)。北南の労働者代表が1つの場に集うのは分断史上初。 討論会では、6・15共同宣言を貫徹するための北南労働者の課題を確認し、連帯と共同実践について決議。「北と南の労働者に送る北南労働者統一大討論会共同アピール」を採択した。アピールは、祖国統一3大原則と、それを具現した6・15共同宣言を共同の闘争綱領とし、祖国統一の先駆者となってその貫徹のために共に力強くたたかおうと呼びかけている。 第7回祖国の平和統一と宣教に関するキリスト者福岡会議が12日から15日まで在日大韓キリスト教会福岡教会で開かれ、北と南、海外の八教団、130余人が出席した。 同会議は、北南、海外の朝鮮人キリスト者が祖国統一のために力を合わせようとの趣旨で90年から開かれており、今回のテーマは、金正日総書記と金大中大統領との歴史的出会いと北南共同宣言の発表など「変化した朝鮮半島とともに作っていく民族統一」。朝鮮キリスト連盟の康永燮委員長が「民族の団結は祖国の自主的平和統一のための基本宣教課題」と題して講演したのをはじめ、@北南共同宣言支持A北南教会の連帯と交流・協力の拡大などを内容とする五項目の決議文が採択された。 「食と緑、水を守る山形県労農市民会議」(議長=橋本喜久男・山形県議会日朝友好促進議員連盟会長)が朝鮮に送る1542キロの支援米の発送式が13日、山形県庁前の県民緑地公園で行われた。同会議は1995年から朝鮮に支援米を送る運動を行ってきた。 |