希望の新世紀を迎えよう

京都ハナ舞踏会
チマ・チョゴリ姿で440人のオモニ集う


 「民族受難の20世紀を送り、希望の21世紀を迎えよう」を合い言葉に、「集まれ! 在日コリアンウーマン・ハナ舞踏会」が12月3日夕、京都市内にある京都全日空ホテルで開かれた。

 「ハナ舞踏会」には、色とりどりのチマ・チョゴリを美しく着た約440人のオモニ、ハルモニたちが集い、趣向をこらしたイベントを楽しんだ。とりわけ、京都朝鮮歌舞団や尹漢信さんのミキシング・ロックオンヘヤにあわせて、思い思いのスタイルで踊る参加者たちの熱気が広い会場を圧倒していた。

 この日、白いチョゴリを清楚にまとった女性同盟西支部南分会金玉根さん(53)は、生後2ヵ月の孫娘、香雅ちゃんを抱いて、1家7人と共に参加した。「6月の南北首脳の出会いは、私たちに言い知れぬ喜びをもたらしてくれました。来年早々には息子にも子供が生れる予定で、幸せいっぱいです。昨年の今頃はガンの手術をしたばかりでした。直ったこのパワーをみんなに分けてあげたいと思います」と元気いっぱいに語ってくれた。

 この日、司会を務めた姜栄峰さん(25)は「民族の受難に満ちた20世紀をたくましく生きてきたハルモニ、オモニたちに頭が下がります。民族の未来を見つめる前向きの姿勢に学び、新世紀には祖国統一を私たちの世代の手で必ず実現しなければと思います」と力強く語っていた。

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