礼儀正しく天真爛漫

北海道初中高で日本人教師が授業


 第5回日朝友好促進交換授業研究会が11月25日、札幌市清田区の北海道朝鮮初中高級学校で行われ、日本学校教師を含む、日本人大学生、中学生、在中朝鮮人留学生ら六十余人が参加した。

 同研究会は、札幌市教職員組合などが在日朝鮮人の民族教育に対する理解を深めるために朝鮮学校で授業を行い、こうした活動を通して朝・日の友好を促進しようと、4年前から主催しているもの。

 今回は6人の日本人教師が初6から中3まで4つのクラスに入り、音楽、日本語、英語、体育、理科などの科目を朝鮮学校生徒に教えた。

 校内参観と授業の後、参加者は同校生徒が準備した小公演を観覧し、懇談した。

 授業を行った教師の1人は、「同校の生徒たちはみんな礼儀正しく、天真爛漫。朝鮮半島情勢の好転に足並みをそろえ、日本政府も朝鮮学校に対する差別政策を是正しなければならない」と述べた。

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