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朝高選抜が特別出場/全国私立高バレーボール選手権

 20〜23日に東京と神奈川で開催される全国私立高等学校男女バレーボール選手権大会(主催=全国私立高等学校バレーボール連盟)に、朝高バレーボール部選抜チーム(男女)が同大会本部の推薦で特別出場することが決まった。

  「ウィンター・バレー」の愛称で親しまれている同大会は、高校バレーでは、全国高校選抜優勝大会(春高バレー)、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)、国民体育大会(国体)に次ぐ規模の大会だ。

 このうち、朝高には春高バレーとインターハイへの出場資格はあるが、私立高校バレー選手権への出場は「各種学校」であることを理由に阻まれてきた。しかし昨年から、在日本朝鮮人バレーボール協会が朝高生徒の出場を促してきた結果、主催者側が今回、国際的な友好を促進していこうという趣旨で朝高選抜チームに限り予選を免除し大会出場を推薦する運びとなった。同大会には、在日朝鮮学生中央体育大会(9月)で優秀選手に選ばれた生徒らが出場する。

速やかな犯人逮捕を要望/同胞青年暴行殺害事件

 東京・江戸川区の都道で11月25日深夜、在日同胞青年4人が乗った乗用車が30余人の暴走族風のグループに襲われ、豊島区在住の会社員、張栄銖さん(23)が殺害され、1人が重傷を負ったことと関連して、総聯千葉県本部、千葉同胞生活相談綜合センターの代表と、栄銖さんの父、張誠浩さん(54、千葉県在住)ら関係者7人が4日、警視庁葛西警察署を訪ね、事件の速やかな解決を求めた要望書を篠原眞人署長に手渡した。生活安全課の遠藤誠課長が同席。

 同センターの沈載熊所長は席上、今回の事件は故人の家族はもちろん、在日同胞社会にも大きな衝撃と怒りを与えていると強調した後、@犯人の早期逮捕と事件の背後関係解明、その公表、犯人に対する厳しい処分A暴走族風のグループによる暴力行為の厳しい取り締まりと事件の再発防止――などを求めた。

 これに対し篠原署長は、犯人逮捕に全力を注いでいると述べ、11日に暴走族ぼく滅キャンペーン決起集会を開き、事件の再発防止に努めると語った。

朝大がアベック優勝/在日同胞バレーボール選手権

 第29回在日本朝鮮人バレーボール選手権大会が11月25、26の両日、大阪府立体育館で行われ、朝鮮大学校が男女それぞれ優勝を果たした。男子は8年ぶり、女子は3年連続で、アベック優勝は13年ぶり3度目となる。

 大会には東京、千葉、愛知、大阪、兵庫、京都・滋賀合同、福岡、朝大から、男子6チーム、女子7チームが出場した。男子2位は大阪、3位は福岡。女子2位は兵庫、3位は愛知。

金永南委員長と会見/村山日朝協会会長

 金永南・最高人民会議常任委員会委員長は4日、訪朝中の村山富市会長(元首相)を団長とする日朝国交促進国民協会代表団と会見した。文在普E朝鮮対外文化連絡協議会委員長代理と関係部門の活動家が同席した。席上村山団長は、日朝関係を改善するために同協会を結成したと述べながら、日本政府は自主的な立場で朝鮮との関係改善に臨むべきだと語った。

謝罪・補償引き延ばすな/労働新聞

 労働新聞3日付は、植民地支配の清算問題に関する論評を掲載。「日本が過去の清算を引き延ばすほど、もっと罪が大きくなる」と指摘し、誠実な謝罪と補償は日本にとっても良いことだと強調した。

 そして、「過去の清算を求めるのは、いくらかの金を受け取るためではなく、民族の尊厳を守って自主的権利を行使し、日本の再侵略を防ぎ、アジアの平和を守るという重大な政治目的」からであり、「謝罪と補償を受け取ることは当然の権利で、代を継いででもその要求を貫く」と主張した。

国連、国際社会に謝意/朝鮮水害対策委

 朝鮮水害対策委員会スポークスマンは4日、談話を発表し、国連が来年も朝鮮への支援を続けるよう国際社会に呼びかけたことについて謝意を表した。

 国連は、11月29日に発表した世界各国への人道支援を呼びかける機関合同アピールで、今年の朝鮮の食糧生産が旱ばつと台風などの被害により昨年比で大幅に減少した事実に触れ、来年も食糧を中心に農業復旧、保健など各分野に対する協力を続けるべきだとして、食糧81万トンを含む総額約3億9000万ドル相当の支援を提供するよう各国に呼びかけた。

 スポークスマンは、国連をはじめとした国際社会の支援は、1日も早く災害からの復興を遂げ安定した生活を送ろうと努力する朝鮮人民を鼓舞していると指摘。朝鮮に対する人道的協力に参加している国連機関とNGO、また各寄贈国との協力を引き続き進めていくと強調した。
(以上朝鮮通信)

白外相、来年3月に訪ロ

 報道によると、モスクワで開かれているロシアと朝鮮との外務次官級協議で2日、朝鮮の白南淳外相が来年3月までにロシアを訪問することが合意された。

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