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神奈川県商工会50周年記念祝賀宴

 神奈川県商工会結成50周年記念祝賀宴および金剛山歌劇団特別公演が11月25日、横浜市内のホテルで行われた。

 祝賀宴には、総聯神奈川県本部の金佑鐘委員長、商工連の梁守政会長、同県商工会の呉載世理事長をはじめとする役員と県下同胞商工人ら350余人が参加。姜鉄遠・県商工会会長が、「21世紀に向けて、統一時代、IT時代に適応した、若い世代の同胞商工人運動と企業活動に力を入れていきたい」とあいさつした。

 一方、神奈川県民ホールで行われた金剛山歌劇団特別公演には、南朝鮮の民衆歌手・安致環さんや、神奈川朝鮮初中高級学校初級部児童のゲスト出演もあり、会場は2000余人の観客で沸いた。

 同商工会では結成50周年を記念して朝・日友好記念ゴルフコンペ(9月)、朝・日囲碁大会(10月)、経済セミナー(11月)など様々なイベントを行ってきた。10月には代表が朝鮮を訪問し、102台のコンピューターと周辺機器を寄贈している。

強豪復活、東京が優勝/在日同胞サッカー選手権

 第29回在日本朝鮮人サッカー選手権大会が11月25、26の両日、茨城県鹿島郡の鹿島グリーンランドサッカー場で行われ、東京、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫カ、兵庫ナの7チームが参加した。

 熱戦の末、決勝に勝ち進んだのは東京と兵庫カ。

 去年は6チーム中5位と成績不振だった東京が、今年はチームを再編成して若い選手を投入し、接戦の末、5対3で優勝を決め、強豪復活を遂げた。

 大会では兵庫カが2位、大阪が3位の成績を収めた。

ナミビア大統領訪朝/金永南委員長と会談

 ナミビア共和国のサム・ヌジョマ大統領が11月28〜30日、金永南・最高人民会議常任委員会委員長の招きで朝鮮を公式友好訪問した。大統領夫人とエリッキ・ヌギムティナ国防相、トリアメナ・カルロモフ外務・情報・放送次官らが同行した。

 大統領一行は28日、金永南委員長を表敬訪問し、錦繍山記念宮殿を訪れ金日成主席に敬意を表した。また大統領一行を歓迎し、最高人民会議常任委は人民文化宮殿で宴会を催した。

 29日、金永南委員長と同大統領の会談が万寿台議事堂で行われた。会談では、両国の情勢について互いに通報し、両国の友好関係発展と共通の関心事となる一連の問題について意見交換。見解の一致を見た。一方、金鎰武l民武力部長とヌギムティナ国防相、弓錫雄外務次官とカルロモフ外務・情報・放送次官との部門別会談もそれぞれ行われた。

謝罪と補償が不可決/対文協、国民協会に

 朝鮮対外文化連絡協会(対文協)代表団と、訪朝した日朝国交促進国民協会代表団間の会談が1日、平壌で行われた。会談には、朝鮮側から対文協の文在譜マ員長代理と関係者、日本側から村山富市会長(元首相)を団長とする国民協会代表団一行が参加した。

 会談で朝鮮側は、朝・日関係の改善は日本が過去朝鮮人民に負わせたすべての被害と犯罪について深く謝罪し、朝鮮人民が納得できるよう誠実に補償した基礎のうえでのみ解決できると指摘。日本側が過去の犯罪に対して謝罪と補償をしない限り国交正常化はあり得ないと強調した。

 日本側は、朝鮮に対する日本の軍事的支配について謝罪、補償すべきだという点で見解を共にした。

 国民協会代表団一行は、11月30日に平壌入りした。

「国民基金」撤回を/「慰安婦」支援団体が村山理事長に

 朝鮮の「従軍慰安婦」・太平洋戦争被害者補償対策委員会の洪善玉委員長は1日、平壌の高麗ホテルで村山富市会長と会い、「従軍慰安婦」問題に対する朝鮮政府の一貫した立場を説明、日本政府は国としての謝罪と賠償をするべきだと強調した。村山会長は、日本政府が「従軍慰安婦」問題の「解決策」として打ち出した「女性のためのアジア平和国民基金」(「国民基金」)の理事長。

 洪委員長は基金の責任者である村山氏に、国家が犯した犯罪は、国家がその法的責任を果たすべきであるにもかかわらず、日本政府はその責任を回避していると非難、その実例が「国民基金」だと断じた。さらに、村山会長が、被害者の恨みを直視し、日本政府が「国民基金」を撤回して被害者に謝罪、賠償を果たすよう活動して欲しいと強調した。(以上朝鮮通信)

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